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078月/21

人吉・長野レポート【7月】

人吉市

「令和2年7月豪雨」発災から1年の月日が流れました。

1年が経過した現在、多くの復旧作業が進む中でも被災地の景色は至る所に残っています。

ニーズの対応

災害VCニーズ、NPOニーズ、それぞれ数は減ってきたもののちらほらと新しいニーズやご相談のお電話がかかってきます。1年という月日が経っても、目に見える傷跡も見えない傷跡も、残ったままです。様々な事情とお悩みに寄り添いながら1件1件対応しています。

地域のコミュニティー支援

「畑」に関わることが多かった7月。

大柿地区で始めた地域の畑、住民さんにご指導いただきながら一緒に耕し育てた夏野菜たちは大きく成長し、ほんの一部ですが収穫もできました。

夏本番に入った今、野菜とともに元気に生える雑草、畑のための看板作成、学生たちが一生懸命向き合っています。

連携団体:一般社団法人ピースボード災害支援センター/ おれんじぴーす

技術系団体、社協そして地域との連携

もうひとつの畑は被害が酷く、そして持ち主だった方が水害により亡くなられた場所。

譲り受けた新たな持ち主さんは、無農薬野菜等を育てる場として、学生たちの農業体験の場として、復活させたいとのことでした。

一面に広がる畑には埋まった瓦礫、災害ゴミ等色々です。

撤去作業を技術系連携団体と、社協と協力しながら連日行いました。

また持ち主さん、そして社協から地元の高校生へと声をかけていただき、畑で地元高校生が作業をする姿も見られました。

地域再生の象徴、その中の1つとなる場所だと感じます。

協力団体:友救の会 / め組 / 熊本支援チーム / 一般社団法人ピースボード災害支援センター / 人吉社会福祉協議会

 

長野

何度か長野市に大雨、洪水警報などが発令される事はありましたが、昨年より16日も早く梅雨明けした長野には、短い夏が始まりました。

私たちがベースとして使わせていただいていたお宅もあっという間に解体が終わり何もなくなってしまいました。ご近所の方もなんだか寂しそうでしたが先に進むための一歩です。

かりぐらし

流動的に人の流れがあったかりぐらしプロジェクトですが、今月はその流れも落ち着き、福祉の道を目指す方へは、長野県社会福祉協議会からのサポートにより福祉に関わるお仕事をご紹介させて頂いたり、今後の生活に向けてのお仕事を希望される方へは、アルバイトでの仕事を紹介させていただき、少しずつですがそれぞれの方が動き始めました。

今後も私たちの出来る範囲で長野の人とのつながりを作ったり、生活面でのサポートをしていきたいと思います。

ワークライフ組合サポート

7月に入り雑草の成長は、先月までの倍以上に進んでおり、長沼ワークライフ組合でやるべき箇所も一気に増えました。

しかし、この時期は農家をされる方も忙しい時期となり、ワークライフ組合では人手が不足し、役員の方々の負担が大きくなっていました。一斉活動日を数回設けて、ボランティアさんに参加頂きながら活動となりました。

常駐できるコーディネーターや事務局員がいれば、流れが良くなり、役員さんの負担も減り、ニーズの把握や事務の処理が円滑に進むと思うのですが、外部である私たちが出来るサポートは、今のところボランティアさんのコーディネートや情報発信などです。役員の方に負担がかかりすぎないようにサポートしています。

長野県社会福祉協議会さんとの連携

先月より長野県社会福祉協議会さんと連携をさせていただき、ワークライフ組合サポートと長沼・豊野地区のサポートに加えて、農業と福祉の連携、”農福”でも関わらせて頂いています。

福祉事業所への訪問やその道のプロフェッショナルの方との面会を数度させていただきました。

兼業農家の方が多く、たくさんの方を一度に雇用するのは難しいという農家さんの声がある一方、福祉事業所では、3名以上での雇用でない場合、職員を同行するのが難しいく、職員の同行なしでは利用者を就労につかせることが出来ない。

農家の方の求める事と福祉事業所の方の求める事との違いをどう埋め合わせて行くかが、大きな課題となっています。

また、長沼地区サポートにおいては、災害による急激な人口の流出が大きな課題になっており、住民の方に寄り添いながらコミュティーの再生方法の検討を始めています。

ふらっと農園

ふらっと農園では、夏野菜たちがたくさん実っています。ふらっと農園で栽培していない夏野菜は、お隣の畑の方が下さったり、お隣の方が植えていないお野菜をお裾分けさせて頂いたりが出来ています。

また、農園で獲れたり、頂いた野菜を各地で活動される団体の方へ支援させていただく動きも始まりました。

草との戦いは、凄まじい7月でしたが地域の方からふらっと農園があるから、共有家庭菜園に出て来る住民が増えたような気がするという嬉しい声を頂いています。

 

静岡豪雨対応

7月頭からの豪雨により、関東・東海地方で被害が発生しました。
これにより、静岡県社会福祉協議会から要請があり、沼津市で活動を実施しました。
静岡県での活動の詳細、現地での課題などは別途まとめる予定です。