Category Archives: 活動報告

0811月/21

10月レポート

長野

被災から丸2年

あれから2年の月日が流れました。
東日本台風災害 2周年 追悼・復興・感謝のつどいが本年度も長沼地区で開催されました。

とても気持ちの良い天候のもと、地域住民の方、ボランティアの方などなどが集まりました。

2年ぶりの再開に喜んでいる住民の方も多くいらっしゃいました。住民同士の再会だけでなく、ボランティアとして長沼地区で活動をされていた方との再会や、ボランティアさん同士の再会もたくさんありました。

これから堤防のかさ上げや防災ステーションの建設などで、どんどん景色が変わっていきます。今の長沼を目に焼き付けて欲しいという思いもあり、企画されたウォークラリーはとても好評で子どもも大人もみんなが楽しめる復興のつどいとなりました。また、来年が楽しみです。

平行イベントとして開催された被災した写真の展示もとても好評で、たくさんの写真の持ち主が判明し、洗浄の段取りがされました。
見つからないと思っていた写真を発見し、とてもうれしそうにされている表情が印象的でした。

今月もりんごで支援

好きなだけ獲っていいよてと声がかかりました。

このりんごは花粉を取るために植えられているので、農家さんは全く手をかけていません。そのため、粒が小さかったり、色が綺麗についていなかったりするので、収穫したとしてもジャム用としての販売になり値段があまりつかないため、収穫しない事が多いとのことでした。

とは言え、私たちには十分美味しいりんごで、配るにはちょうど良いサイズなので、全部で400kgぐらいを収穫して、生活困窮者を支援する団体や被災地などに配ることにしました。中々、炊き出しでは出ない新鮮な果物、皆さん喜んでくれたのではないかと思います。

配布先:自立生活サポートセンターもやい世界の医療団難民支援協会、チームたま 人吉市社会福祉協議会 

ふらっと農園

さつまいもが収穫の時期を迎えました。当日は、不安定な天候でしたが保育園の園児たちが収穫のお手伝いに来てくれてみんなで楽しく収穫が出来ました。はじめは、育ちがあまり良くなく心配しましたが、園児たちの顔以上の大きさの芋もたくさんありました。

また、待ちにまった落花生も収穫できました。その他にも鍋季節にふさわしい大根に白菜に春菊にほうれん草に長ネギ〜〜。また夏とは違う美味しい季節がやってきました。

長野県社会福祉協議会との連携

災害2周年にあたって、長野県社協でも2年間を振り返った会議や活動の報告が各地で行われており、度々参加させていただきました。

仮設住宅、みなし仮説の退去期日は、もうそこまで来ていますが、まだ行き先が決まっていない方もいらっしゃいます。この他にも課題は多くあり、継続的にそれぞれの地区、世帯に寄り添った支援をしていく必要があります。もともと地区にある課題が災害で浮き彫りになりました。これをどう解決していけるか、難問です。

佐賀

コロナ禍で限られた人数での支援活動では、多くの支援団体との連携が不可欠だと強く感じています。それがなにより被災地域の復旧・復興へつながる考えるとともに、共に活動する仲間への感謝を忘れずに居たいと感じたひと月でもありました。

住宅支援  

被災家屋の壁、床等の撤去

先月から引き続き、浸水家屋の壁床撤去をサポートしています。

被災件数が多いため、周辺の大工さんや工務店がパンク状態で、着工まで時間がかかってしまうケースもあります。本格的案修理の前に壁や床を撤去しておくことで、カビ繁殖による被害拡大防止や、撤去費の用削減など経済的支援としての役割もあります。

特に、コロナ禍で在宅避難のケースが多く、撤去の必要性と現在の生活の様子を家の方々や修繕に入られる大工さんなどとどこまでやるか、その工程について慎重に話し合いながら進めました。

寒さ対策/仮床張り

九州といえど朝晩は非常に肌寒くなってきました。修繕工事の間の壁や床がないままでは、非常に寒い在宅避難生活です。仮のシートなどで隙間風を防ぎ、少しでも暖かく過ごしていただきたいです。

寒さ対策に加えて生活動線の転落防止対策もしています。コンパネを貸し出し、仮床を設置。自宅の床下への転落によるケガも少なくありません。少しでもそういったケガが減る事を願い対策しています。

感じたこと

8月のレポートにもありますが、3年で2度の被害を受けたために、地域の方から「また来るんじゃないか」という危惧の声を耳にします。公助としての治水対策などを進めていく必要も感じますが、古い家の屋根裏や軒に木船がある地域が存在します。水害と向き合い、人的被害・家屋被害の予防や、撤去や再生が可能な建築様式についてさらに考えていく必要性と可能性を感じました。

農地支援

茶の生産が盛んな佐賀県嬉野市を中心に、茶畑などの農地被害のうち国の復旧制度から漏れてしまう部分に対しての支援を調整しています。市、社協、JA、商工会青年部など地元組織を支援する県域ネットワーク(SPF)を支援する形です。茶畑に流入した土砂の撤去や、崩れた石垣の対応など、重機や専門知識が必要なニーズに対して、外部技術系団体(DRTJAPAN長崎、コミサポひろしま、OPENJAPAN)を紹介し、対応にあたってもらっています。

地域に根付いた産業であり文化である茶業のへの支援は、地域の活力になると考えています。地元への想いがある方が動いておられるので、彼らに経験やノウハウを伝えることで、地域のこれからの力に繋がればと思います。

連携団体のバックアップ

複数の支援団体が現地入りし、その団体同士の多様な連携があって毎日の活動が成り立っています。個性豊かな支援団体と支援者たちが効率よく活動でき、力を発揮できるような環境づくりも私たちの役割の一部と考えています。

地元団体や支援者との調整、現場に入る時や 、拠点のや食事環境の整備、人手が必要なところに臨機応変に動き、活動を進めてきました。居ればいただけ、どこだってやることはありますが、その中でどう動くべきかを考え、普段以上にいろいろな人とコミュニケーションをとって動いていく必要も感じながらの活動でした。

11月以降も地域の方々のために繋がるよう、私たちの求められている役割を考えながら活動していきます。

1110月/21

9月レポート

人吉

災害ボランティアセンター

公費解体を行うなどの理由で、家屋内の災害廃棄物を搬出のニーズが数件、住民から上がって来ていますが、コロナの影響により災害ボランティアセンターでは、ボランティアの募集が出来ません。

以前行ったようにボランティアセンターの職員や地区で活動を続けるNPOの有志の方々などのお力をお借りして一件一件少しずつではありますが、対応開始しています。

発災から1年以上月日が流れた事や九州内で新たな災害が発生した事などにより、人吉内での支援活動も厳しくなっているように思います。熊本県内でどうやって継続的な活動を行っていくか、難しい課題があります。

コミュニティ支援

長野

稲穂はすっかり黄色くなり、りんごの収穫も徐々にスタートしていますが、春先に霜が降りたことなどがあり、今年はたくさんの農家さんが実りが悪いと嘆かれています。
つがるにシナノドルチェに秋映に紅玉。甘さ控えめで少し酸味のあり、味は最高なのですが。

そんな、実りの悪い中ですが、収穫したりんごを私たちが支援する佐賀や人吉へと寄付をいただき、現地で活動する仲間のもとへ届けていただきました。
特に佐賀では、新鮮な野菜や果物が不足しており、りんごはとても喜んでもらえたようでした。
こうやって助け合いの輪がどんどん広がっていったらなと思います。

2周年に向けて

あれから2年が経とうとしています。2周年に向けて開催されるイベント「東日本台風災害2周年追悼・復興・感謝のつどい」の準備が大詰めに入っております。

災害で変わってしまった風景。そしてこれからまた堤防が嵩上げされたり、防災ステーションが出来たりで変わってしまう風景。今この景色を目に焼き付けておいて欲しいとの思い出開催されるウォークラリー。

住民の代表が集まり、そして色々な方が関わり作られる復興のイベントは、とても温かみのあるものです。

かりぐらし

月初めからかりぐらしに動きがありました。
6月に入居された方が退去されたのとほぼ同時のタイミングで新しい女性が入られました。

高齢のご両親の介護をしながら暮らされており、コロナ前までは一年の数ヶ月を息抜きの為に海外で過ごされていました。しかし、コロナ禍で海外への渡航が難しくなり、先の見えない続く介護に疲れを感じられ、一時的にこちらを利用されることになりました。
長野の景色に癒されながら、これからのことをゆっくり考えられています。

長野県社会福祉協議会との連携

かりぐらしプロジェクトの次の展開に関連して、長沼、豊野地区を抜け出し、色々な方とお会いしたり、お話をさせて頂く機会が多くありました。
地域コミュニティの重要性、福祉事業の重要性を改めて感じ、勉強をさせていただいております。

地域の住民が助け合う「結ま~る」が全国に広がっていくと良いなと思ったり、食事の大事さを改めて感じさせてもらいました。色々な人と繋がり勉強をさせていただくのはとても大事です。

また、9月のワークライフ一斉活動にも数名のボランティアさんが集まってくださり、草が伸びすぎて大変な現場もありましたが役員の方たちと一緒にワイワイと作業ができました。

2年経っても継続的に活動に参加してくださるボランティアさんの存在は住民の方にとってとても大きな物です。

佐賀

8月から継続して、令和3年8月豪雨の緊急支援をしています。
現地の課題など、詳細はこちらから

289月/21

【緊急支援】令和3年8月豪雨レポート

8月11日から降り続いた大雨は、九州だけでなく日本各地に大きな被害をもたらしました。
8月の梅雨のように長期間降り、嬉野市では降り始めからの降雨量は1000ミリを超えて、1カ月の雨量の3倍にもなりました。

この大雨の被害対応のために、災害支援プラットフォーム佐賀からの支援要請を受け活動を開始しました。佐賀県内各地のでの活動で分かった課題をレポートします。

2年で2度の被害

今回、大きく浸水した地域が武雄市と大町町です。2年前の2019年に被害があった地域とほとんど重なり、今回のほうが範囲が広く、浸水も深かったようです。

一部、今回初めて浸水した地区もありますが、多くは2年前に水害を受けて復旧が終わったような地区。新築5カ月の家や、まだ建築途中の家も被害を受けていました。
再建したばかりや、その途中での被災で、住民さんの落胆も大きく見られます。
ローンを組んだり、大きな出費をしたばかりの被害に、今後の再建に対して慎重になっている様子も見られます。

経済的な負担と後ろ倒しの復旧

前述のように、家が修復したばかりの被災で、真新しいフローリングが浸水してしまった家庭も少なくありません。
床も壁も張り替えたばかりのため、また新しくすることに、金銭的にも精神的にも戸惑いがある状況です。
こうした点を考えて、実際に支援者側も慎重になっています。

例えば、床を全部はがすのではなく、一部だけ開口してそこから乾燥をうながしたり、
壁も全部はがすのではなく、片面だけとか一部だけはがしたり、
カビの発生具合を見ながらひどくなりそうならはがしましょうとしたり、
今までの被災地支援よりも、より一層、金銭的な負担をかけないような家屋復旧がキーポイントです。

今あるものを、できるだけそのまま使うのが一番金銭的負担がありません。
こうなると、どうしても「ちょっと様子見ながらダメだったらはがしましょう」と慎重になる場面も多くなります。
そうすると、どうしても作業がゆっくりになったり、乾燥に時間が必要になったり
今までもそうですが、「なにが正解か分からない」中で、手探りで復旧が進められています。

関心の低下

今回の豪雨への関心は、前回よりも少ない気がしています。全国放送で取り上げられていないだけでなく、佐賀県内でも報道が少ない。
実際に、支援金・義援金の集まりや、物資の集まり方を見ていても、世間からの関心が薄いと感じます。

前回の水害は、2019年度に起きた最初の災害でした。加えて、油の流出という特殊ケースでもあったので、メディアでも取り上げられやすく、その分世間の関心を集めることができました。実際に「油の流出」というキーワードで覚えている人も多いのではと思います。
しかし、今回は前回のような注目を集める状況に該当しません。
加えて、7月の頭の熱海の土砂災害などが大きく報じられたことで、「自然災害復旧への寄付」の多くが動いた後だったのではないかとも思っています。
被災地では支援金や義援金、支援物資など、いろいろな形での民間の支援が欠かせません。

まだ先の長い復旧の道のりを、どう関心を集めるか、必要な支援を引き寄せるか、このあたりは支援者側にとっても大きな課題です。

土砂崩れ被害もある

2年前も被害のあった佐賀市金立地区や、記録的な大雨の嬉野市など、浸水被害以外の被害も発生しています。
どうしても、被害件数が多いところや、見た目にわかりやすい被害に注目が集まりがちです。中小規模の土砂崩れなどは、どこに被害があるのかすらも分かりにくいので、見過ごされがちですが、一つひとつの被害への対応は必要です。
県内各地で被害が発生してしまったため、全部を同時には難しいですが、優先順位をつけながら、こうした見た目に大きくない被害が見過ごされないようにしていかなければいけません。

嬉野市

振りはじめからの降雨量が1,000ミリをゆうに超えた嬉野市。土石流の発生などはまぬがれましたが、大規模な地すべりが起きていました。
20数世帯が住む山間の地区が、地面ごとずれているのです。幸い、そのズレが小さいため、甚大な被害にはいたっていませんが、家屋の基礎にヒビが入るなど、被害が発生しています。

あともうちょっと降っていたら、家屋ごと滑り落ちてしまうような甚大な被害に発展していたのかもしれません。実際に、地区によっては1カ月ほど避難指示が出ていて、自宅に戻れない住民もいました。
地区にはセンサーがつけられ、地盤の動きが感知できるようになっています。今後もまとまった雨が降ると避難指示が出るなど、状況が落ち着くには時間がかかりそうです。

それこそ、実際に地すべりが起きている地域をどうするのか、については住民と行政との協議が必要になります。
場合によっては、大きな土砂災害が起こった地域のように、対応に何年もかかるかもしれません。
地面が割れたり、基礎にヒビが入ったりと、雨の被害ですが、地震のような被害状況です。こうした地すべりの被害の前例が少ないために、取れる対策や過去のノウハウも少ない。手探りで何が必要なのか、何ができるのかを考えながら復旧を進める必要があります。

また、嬉野市は山間部での茶栽培が盛んで、嬉野茶が名産品ですが、その茶畑が土砂崩れの被害にあっています。こちらも、一つひとつの規模が大きいわけではありませんが、複数カ所が被害にあっています。

行政・社協・JA・NPOなどで協議を重ね、今後農業ボランティアセンターのような動きができないか検討をしているところです。

大町町、2年前との違い

大町町では、前回の水害では油の流出によってり災判定の基準が引き下げられていました。報道でもフォーカスされたり、特別な見舞金が出たりと、金銭的なサポートがありましたが、今回はそうしたものがないため、前回と比較すると公的な支援が少なくなる場合もあります。

三者連携の違い

被災地の復旧には、行政・社協・NPOの三者連携が重要です。しかし毎回ガッチリとした連携が取れるわけではありません。
武雄市では2年前の水害を機に立ち上がった「おもやいボランティアセンター」が民間のつながりを横に広げながら、活動を続けています。

一方大町町では、町の職員(地域おこし協力隊)が立ち上げた地域の交流拠点「Peri.(ペリドット)」などを拠点としながら、外部からの支援団体を受け入れながら復旧活動を進めています。
NPOとの連携強化のためのスペースを町役場内に設けるなど、大町町の方が情報を密に共有しています。武雄市でもNPOと行政の情報共有のための機会が設けられるなど、連携が進められています。

今後も、市町村それぞれの進め方や、関係者たちの活動のバランスを見ながら、必要な支援がなにか?を考える必要があります。

佐賀災害支援プラットフォーム(SPF)

佐賀県には、数年前に佐賀県内の災害対策のためのネットワークが発足していました。佐賀の中間支援組織として、各地の被災地域の情報を収集し、課題解決をはかっています。
今回現場で顔を合わせてみて、2年前の水害経験から間もなく再びの被害を受けて、外部団体からノウハウを吸収するという姿勢がとても感じられます。

会議を主催するだけでなく、被災各地で今までのネットワークを活かした調整や、足を使って現地の課題を拾い上げています。
コロナ禍での支援活動という面も意識し、いかに必要な支援を必要なだけ集めるのかを考えた対策を講じています。被災地のためのネットワーク、としてちゃんといきているよい事例になるのではと思っています。

上記のような課題がある佐賀を中心に緊急支援を続けています。
今回の支援メニューとしては、支援団体の支援。
主にSPF,おもやい、大町町CSO室の動きをサポートしています。

おもやい

おもやい(武雄)では、8月後半まで事務局と実働支援。
電話番、ニーズの整理、データ打ち込みなど、現場がガンガン動けるような体制づくりに手が回っていなかったので、そこをフォローしました。

また、大工メンバー2名が入れ替わりで現場活動をフォロー。現場調査や技術指導などを担いました。
結だけでなく、いろいろな災害支援団体がサポートしていますが、技術面をサポートできる人が少ない状況です。家屋面のニーズ対応のために、今後もスタッフの派遣を考えています。

大町町CSO連携室/ペリドット

大町町では、複数の外部支援団体が活動をしていて、彼らが情報共有をする場としてCSO室があります。
被災者支援のためには、団体の垣根をこえた支援調整の必要がありました。
現地の技術支援の窓口となったOPENJAPAN、支援受け入れの窓口のPEACEBOAT、町内の拠点Peri.など、各地各団体に声をかけながら、団体間の隙間を埋めたりしています。

SPF

佐賀県域で活動する災害対応のための中間支援ネットワーク。
現地の中間支援団体としての彼らへのノウハウ提供をしています。現地で何が課題なのかどんな対策が必要なのかなどを提示したり、一緒に現地の調整をしています。
佐賀市、嬉野市などで必要な支援体制を構築するための助言などもしています。

069月/21

人吉・長野レポート【8月】

人吉市

各所で雨が降り続き、記録的な大雨となった8月。
人吉市でも連日大雨警報が鳴り響き、市全体で避難指示が発令されることもありました。

復興ボランティア受け入れの停止

熊本県独自の緊急事態宣言により、復興ボランティアセンターでのボランティア受け入れが中止になりました。
一方で継続中のニーズがまだあり、数件程度ですが新たなニーズもあがってきます。
少人数でもできる現場や現調は、少しずつ社協職員や有志団体で対応しています。

コミュニティ支援

長く支援に入っている大柿地区。
住民さんと一緒に耕している畑では多くの夏野菜がなり、学生が作成した立派な看板がトレードマークになっています。
大柿公民館には大工さんが入り、建物としての復旧は完了しました。
今後の公民館でのイベントや運営についてコロナ禍ということもあり、どのように実施していくか、の話し合いが行われています。

コミュニティとしての復旧も、もうすぐそこに見えているような。
ここからどう公民館を活用してくのか、ちょっと継続的に見守りたいと思っています。

災害復興ボランティアセンターの体制移行について

人吉市復興ボランティアセンターの体制も少しずつ変わる時期にきています。
いろいろな片付けを進める必要もでてきました。
今まで対応したニーズの整理など、今までの活動の整理をしています。物資としてすでに使っていないものを預かり、次の被災地へとお届けするお手伝いもしました。
まだ災害復興ボランティアセンターは続きますが、被災地から被災地へ、バトンを渡す側へと立場が変わる場面もでてきました。

長野

日中の日差しはまだまだ強いですが、お盆までの暑さが嘘のように朝晩が涼しくなり、過ごしやすくなってきました。

8月前半は、コロナ禍ではありますが地区のお祭りなどが各地で催されておりました。
8月の大雨では、長野でも各地で被害が出てしまいました。

大雨での堤外地の被害

全国各地に大きな被害をもたらした大雨は、長野各地でも土砂崩れや浸水の被害をまねきました。
私たちのいる長野市近辺でも堤外地の農作物に大きな被害が出ました。
高いところで2メートル以上の水が上がり、2年前の台風の時よりも被害が大きいところもありました。

収穫直前だった桃は、半分以上がだめになり、これから色をつけていくりんごにも大きな被害が出ました。
特に被害の多かった箇所へは、地元ボランティアさんに集まって頂き、農家さんと一緒に漂流物の撤去作業を行いました。

毎年のように水がついてしまう地区の農家の方は、またかと落胆されておりましが、集まってくださった、たくさんのボランティアさんに元気つけられたようでした。

ふらっと農園

8月は収穫の時期です。今年は、お盆までは雨がほとんど降らず、水やりが心配されましたが雨水タンクの水が枯れることなく夏を終えることができました。

草刈り活動は、引き続き大変でしたがたくさんの野菜が実りました。採れすぎた野菜は、被災地や福島の子供たちの保養キャンプへとお届けすることも出来ました。

去年より野菜作り、上達したかな?!

かりぐらし

このプラジェクトもそろそろ終盤に入ってきましたが、飲食店でのアルバイトを始められた利用者の方は、再びコロナの影響により、仕事に入れる日数が減ってしまい、一般住居への移住が難しい状態となってしまいました。
中々、厳しい状況は続きますが、自立に向けたサポートを続けて行っています。

長野県社会福祉協議会さんとの連携

かりぐらしプロジェクトの後の展開についての構想がはじまりました。
どのような展開になるかまだ構想途中ですが、児童養護施設を出た人たちに向けた何か??!!
シェルターのような、見守りがついたゲストハウスやシェアハウスのような??!!
社会課題として大きな課題でもあると感じているので、結の立場でできることを協力していきたいと思っています。

緊急支援

8月11日から降り始めた大雨で佐賀県、福岡県、広島県、長野県と各地で水害が発生しました。
一昨年から連携して活動しているJVOADの先遣隊・緊急時の情報収集として災害支援ふくおか広域ネットワーク(Fネット)と佐賀災害支援プラットフォーム(SPF)、に連絡を入れ、九州地方の被災地現地に入り情報収集しました。

その後、災害NGO結独自の活動として、現地支援団体のサポートをしています。
詳細は、別途豪雨活動レポートとして追ってアップします。

029月/21

静岡豪雨での活動について

7月8日〜8月3日を一つの区切りとして、静岡県社会福祉協議会からの要請にもとづいて活動をしてきました。

被災された方の再建サポートとして設置された「地域ささえあいセンター」も、ニーズ収束に伴い、緊急体制から継続的な関わりの体制へと移行しています。

沼津市での活動の報告と、現地で分かった課題についてまとめました。

被災した方へどうやって支援を届けていくのか枠組みを相談、地域ささえあいセンター全体の運営支援として、沼津市社協や静岡県社協に対してアドバイスなどサポートをしました。

現地調査で気をつけて見るポイント、ニーズの拾い方、家屋再建の具体的な手順、など実働の部分をサポート。ノウハウの提供によって、地元社協だけでの運営ができるようにと考えました。

今後発生する課題を提示したり、福祉ニーズと呼ばれるような個別支援が必要な案件の今度の方針を確認するなど、被災エリア全体の課題解決について細かく詰めたり、目の前の問題解決だけでなく、長期的な被災地の歩みを視野に入れながら、助言・ノウハウ提供ができました。

また、同じく要請に基づいて現地入りした愛知人と沼津市社協が連携を取れるように間をつないで調整。現調でささえあいセンターでの対応が難しいと判断したニーズに対応してもらう流れを作りました。迅速な対応のおかげで、現在技術ニーズ(床下の土砂・断熱材撤去や床下乾燥が必要なニーズ)はほとんど対応完了したようです。

被害規模とその対応沼津市の被害件数は、甚大と判定される規模ではありませんでした。被害規模の影響もあったのか、沼津市では災害対策本部が設置されませんでした。

このため災害対策本部と関連する「災害ボランティアセンター」の設置が難しく、最初の課題となってしまいました。

被災されて困っている住民がいるのには変わりないとして、関係者で協議の結果「地域ささえあいセンター」という名称で沼津市社協が被災者対応の基盤を作ることが決定。

後半に言及する「災害救助法」についてもそうですが、被害規模が甚大でないからこその課題を改めて感じました。

借家問題

今回、アパートなど多くの借家も被害を受けました。窓口対応をしていると、家のアパートが浸水して、住人は2階に避難しているの、などという大家さんからの相談も目立ちました。

借家の持ち主はもちろん大家さんなので、家屋の復旧は大家さんの権限の範囲ですが、家の中の物は住人の物です。

濡れた家財などの廃棄、家財搬出は住人と協議、壁剥がしや床下の対応については大家さんとの協議が必要です。

家の中といっても、壁や床など家屋の構造は大家さんの持ち物なので、濡れた畳の処分などは大家さんの了解がないと進められません。

「このアパートは取り壊すつもりだから、壁や畳はそのままにしておく」「濡れた畳も乾けば使えるのではないか」などという大家さんの方針により、濡れた畳の上で生活されているケースなどもありました。

こうした住人と大家との課題は、他の被災地でもよく発生します。

両者のコミュニケーションが上手くいっていれば問題ありませんが、そうした普段からの関係なども影響します。特に、古いアパートなどだと、退去してほしい人と住み続けたい人との対立などにもなってしまいます。

多機関で関わり、いろいろな制度や法律を活用しながらの対応が求められました。

静岡県の備え

静岡県では、南海トラフ沖地震の発生に備えて、行政や社協民間団体などによる訓練が毎年実施されています。

一年に一回開催され、県内の関係機関が一堂に集まる機会が持たれています。昨年で15回目、つまり15年にわたって続けられています。それだけが原因ではないはずですが、県社協と市社協、市社協同士の交流が盛んな印象を受けました。

報道の光と影と被害件数

熱海の街が土石流に飲み込まれるショッキングな映像が、繰り返し放送されていたのは記憶に新しいでしょう。
あれらの映像によって、熱海が一番注目を集めましたが、沼津市を含めて被害は各地に発生していました。

沼津市の被災も、床上浸水件数は150件にのぼります。
その割には、ニーズの件数は少ない印象もありました。近くの熱海であんなに大変なことになっているのに、床下に水が来たくらいでは相談できないよね、という声もありました。

逆に、熱海市では注目が集まったことによる問い合わせ対応など、負荷がかかっていたとも聞きます。

被害規模・件数と被害の特徴、そして現地の状況を踏まえた報道や情報発信が求められます。

災害救助法の適応

災害救助法とは、災害発生後の応急期の応急救助に対応する主要な法律。
避難所の設置や仮設住宅の手配など、災害から国民を守るための行動の予算根拠です。

人口と被害件数の割合などによって、適応か否かが決まります。

適応されれば、災害応急復旧などの経費を国庫などから支出され、市町村の負担がなくなります。最近は、この災害救助法の弾力的な運用が進み、例えばボランティアセンターで必要な備品なども、国庫から捻出できるようになってきました。

しかし今回の沼津市の被害は、この災害救助法の適応外でした。

適応外になってしまうと、避難所の経費が市町村の自己負担になってしまうだけでなく、例えば応急修理制度や、被災者生活再建支援法など、被災者個人が家屋再建のための足がかりとするような支援制度も適応できなくなってしまいます。

今回、被災された方が自宅を修繕するには、個人がかけている保険や、個人の蓄えのなかで賄う必要があります。義援金や別の枠組みのお見舞金などが支給されるという話もありましたが、合計額は数万円だということでした。


応急修理制度も、被災者生活再建支援法も、それぞれが生活再建をしていくには足りず、現状に合わない部分があるという点は前から指摘がされています。

罹災判定の細分化など、改定なども重ねられていますが、今後もこうした制度活用面での課題などは議論していかなくてはなりません。

ITを使ったセンター運営

今回、ささえあいセンターの運営管理として、キントーンが使われました。実は静岡県社協で準備していたものがあり、それを活用した形です。

ニーズ情報や活動情報、ボランティア募集など、情報をオンライン集約していました。ただ、どうしても現場に合わないところもあり、改良が必要です。

今回は、比較的被害規模が大きくなかったので、お試し運用ができました。もう少し改良が重ねられれば、被災地での大きな力になるのではと思いました。

ただ、IT活用のためには、ソフトウェアだけでなくハードウェアの整備も必要です。社協というある意味アナログな組織との相性はあまり良いとは言えません。ハード面の整備支援など、今後IT化が進むと同時に必要な支援の領域が増えるなとも感じました。

078月/21

人吉・長野レポート【7月】

人吉市

「令和2年7月豪雨」発災から1年の月日が流れました。

1年が経過した現在、多くの復旧作業が進む中でも被災地の景色は至る所に残っています。

ニーズの対応

災害VCニーズ、NPOニーズ、それぞれ数は減ってきたもののちらほらと新しいニーズやご相談のお電話がかかってきます。1年という月日が経っても、目に見える傷跡も見えない傷跡も、残ったままです。様々な事情とお悩みに寄り添いながら1件1件対応しています。

地域のコミュニティー支援

「畑」に関わることが多かった7月。

大柿地区で始めた地域の畑、住民さんにご指導いただきながら一緒に耕し育てた夏野菜たちは大きく成長し、ほんの一部ですが収穫もできました。

夏本番に入った今、野菜とともに元気に生える雑草、畑のための看板作成、学生たちが一生懸命向き合っています。

連携団体:一般社団法人ピースボード災害支援センター/ おれんじぴーす

技術系団体、社協そして地域との連携

もうひとつの畑は被害が酷く、そして持ち主だった方が水害により亡くなられた場所。

譲り受けた新たな持ち主さんは、無農薬野菜等を育てる場として、学生たちの農業体験の場として、復活させたいとのことでした。

一面に広がる畑には埋まった瓦礫、災害ゴミ等色々です。

撤去作業を技術系連携団体と、社協と協力しながら連日行いました。

また持ち主さん、そして社協から地元の高校生へと声をかけていただき、畑で地元高校生が作業をする姿も見られました。

地域再生の象徴、その中の1つとなる場所だと感じます。

協力団体:友救の会 / め組 / 熊本支援チーム / 一般社団法人ピースボード災害支援センター / 人吉社会福祉協議会

 

長野

何度か長野市に大雨、洪水警報などが発令される事はありましたが、昨年より16日も早く梅雨明けした長野には、短い夏が始まりました。

私たちがベースとして使わせていただいていたお宅もあっという間に解体が終わり何もなくなってしまいました。ご近所の方もなんだか寂しそうでしたが先に進むための一歩です。

かりぐらし

流動的に人の流れがあったかりぐらしプロジェクトですが、今月はその流れも落ち着き、福祉の道を目指す方へは、長野県社会福祉協議会からのサポートにより福祉に関わるお仕事をご紹介させて頂いたり、今後の生活に向けてのお仕事を希望される方へは、アルバイトでの仕事を紹介させていただき、少しずつですがそれぞれの方が動き始めました。

今後も私たちの出来る範囲で長野の人とのつながりを作ったり、生活面でのサポートをしていきたいと思います。

ワークライフ組合サポート

7月に入り雑草の成長は、先月までの倍以上に進んでおり、長沼ワークライフ組合でやるべき箇所も一気に増えました。

しかし、この時期は農家をされる方も忙しい時期となり、ワークライフ組合では人手が不足し、役員の方々の負担が大きくなっていました。一斉活動日を数回設けて、ボランティアさんに参加頂きながら活動となりました。

常駐できるコーディネーターや事務局員がいれば、流れが良くなり、役員さんの負担も減り、ニーズの把握や事務の処理が円滑に進むと思うのですが、外部である私たちが出来るサポートは、今のところボランティアさんのコーディネートや情報発信などです。役員の方に負担がかかりすぎないようにサポートしています。

長野県社会福祉協議会さんとの連携

先月より長野県社会福祉協議会さんと連携をさせていただき、ワークライフ組合サポートと長沼・豊野地区のサポートに加えて、農業と福祉の連携、”農福”でも関わらせて頂いています。

福祉事業所への訪問やその道のプロフェッショナルの方との面会を数度させていただきました。

兼業農家の方が多く、たくさんの方を一度に雇用するのは難しいという農家さんの声がある一方、福祉事業所では、3名以上での雇用でない場合、職員を同行するのが難しいく、職員の同行なしでは利用者を就労につかせることが出来ない。

農家の方の求める事と福祉事業所の方の求める事との違いをどう埋め合わせて行くかが、大きな課題となっています。

また、長沼地区サポートにおいては、災害による急激な人口の流出が大きな課題になっており、住民の方に寄り添いながらコミュティーの再生方法の検討を始めています。

ふらっと農園

ふらっと農園では、夏野菜たちがたくさん実っています。ふらっと農園で栽培していない夏野菜は、お隣の畑の方が下さったり、お隣の方が植えていないお野菜をお裾分けさせて頂いたりが出来ています。

また、農園で獲れたり、頂いた野菜を各地で活動される団体の方へ支援させていただく動きも始まりました。

草との戦いは、凄まじい7月でしたが地域の方からふらっと農園があるから、共有家庭菜園に出て来る住民が増えたような気がするという嬉しい声を頂いています。

 

静岡豪雨対応

7月頭からの豪雨により、関東・東海地方で被害が発生しました。
これにより、静岡県社会福祉協議会から要請があり、沼津市で活動を実施しました。
静岡県での活動の詳細、現地での課題などは別途まとめる予定です。

077月/21

人吉・長野レポート【6月】

人吉市

4月から活動を中止していた人吉復興VCですが、6月に入り蔓延防止措置が解除されたことにより一般ボランティアの受付も再開しました。
停滞していたニーズが一気に動き始めました。

コミュニティ支援

継続的にサポートに入っている大柿地区、一面に畑たんぼ景色が広がっています。
その全てが泥水に浸かり、また遊水地案も重なり再開した田畑はほんの一部です。
そんな中、被災されたお宅の畑の一端をお借りして住民さんと夏野菜を中心に植えました。

全てを元通りにはできないけど、やれることから少しずつ、これまでの支援の種から芽を、夏野菜と一緒に覗かせています。

協力団体:一般社団法人ピースボード災害支援センターおれんじぴーすDRT-JAPAN長崎-

伝える活動

社協スタッフと一般ボランティアの方々へ座学とOJTを合わせた研修を行いました。
座学では支援の目的や復旧ロードマップを使った発災から再建までのプロセス等、実践では脚立を使った高所作業や道具の使い方など半日という時間で「伝える活動」を行いました。

今後も中長期的な支援が必要な人吉球磨、地元の方々が気付き、行動し息の長い支援へと繋がって欲しいです。

ベース片づけ

拠点として使わせて頂いていたお宅が公費解体の時期へ。
被災されたお宅を一時復旧し、約7か月のあいだ人吉ベースとして活用させていただきました。
感謝の意を込めて片づけと退去準備を、拠点は無くなりますが支援活動はまだ続く予定です。

 

長野

寒冷地の長野も、次第に暑くなってきました。
朝夕は涼しいですが、日中はジリジリ焼けるような日差しです。

かりぐらし

コロナ禍対策のため、住宅付き就労支援事業として、長野県社会福祉協議会の事業に引き続き協力しています。通称かりぐらしプロジェクト。コロナ禍で住まいやお仕事を失った方を、長野市のシェアハウスで受け入れています。

そのかりぐらしのメンバーは、6月も数名増えました。別の場所へ旅立っていった人たちもいたので現在は少ないですが、一時は最大利用者7名でした。
いろいろな事情で前職を辞められて求職中の方、車中泊を続けていた方など、利用者さんのお話を聞くと、コロナ禍の影響で厳しい生活を送られている方は多いと感じます。

現在はそれぞれ農業のバイトに出かけたり、社会福祉協議会からのサポートで面接にいかれたりと活発に動かれています。いろいろな人と繋がっていただけたらなとサポートをしています。

ワークライフ組合サポート

あの台風被害から1年半ほど経った長野市の課題は、公費解体後の更地増加や、耕作放棄地の雑草です。

住み続けている人と地域を離れた人が混在する地域で、今まで地続きだった地区が、歯抜けになっている。どうやって地域を維持していくのか、という課題が大きくなっています。

そんななかで、長沼ワークライフ組合という組織が4月に設立され、6月から本格的な活動を始めています。目に見えやすい耕作放棄地や雑草という課題を、地域で・自分たちで解決しようという動きです。
6月の本格始動から、運営サポートをしています。

長沼地区は地区によっての被害状況が違います。そのため課題もそれぞれ違いがあります。違う課題を持つ地区が一つになり組織化するのはとても難しいですが、とても重要だとも思っています。

外部者である私たちがどうサポートさせていただけるか、手探りで進めています。

長野県社会福祉協議会さんとの連携

上記のワークライフ組合のサポートも含めて、長沼・豊野地区へのサポートを続けています。
この動きは、長野県社会福祉協議会との連携という形でしています。

発災から、2年目の節目が見えてきています。
しかし、決壊した堤防の再建についてや、今後のまちのつくりについて、復旧の仕方をまだ模索しているところです。
その過程で、行政と住民との意見に溝が生じる点もあります。そうした面では、外部の柔軟な動きが必要な場面がまだあります。

今後、長沼、豊野地区で何が出来るか、何が必要なのか住民の方のお話を聞きに行ったり、サロンやイベントに顔を出す機会を増やし、検討と整理をしています。

ふらっと農園

保育園生と一緒に大豆植えをしました。
昨年に引き続き、小川醸造所さんの完全バックアップをいただきました。
減農薬で保育園の子どもにも安心して食べてもらえる大豆をと思っているので、7月は草との戦いです。
また、玉ねぎも大きく育ち雨が続く前にみんなで収穫をしました。
紫玉ねぎを植えているお家が少ないのでいつもお世話になっている地域の方にお裾分けしています。

 

新メンバー 花ちゃん

インドから帰国し、帰国難民となったはなちゃんが長野メンバーに加わってくれました。
コロナ禍でのインドからの帰国は、周りの目が厳しく実家である和歌山に戻ることが出来ず、行き場に困っているということだったので、長野に来てもらいました。

花ちゃんから一言
とむさんとは2011年の和歌山県那智谷の災害の時にお世話になってからのお付き合いで、今回もとても嬉しいお声かけを頂き長野の来させていただきました。

長野の皆さんや日本の皆さんのために、私が出来ることを結を通じてさせていただけたらなと思っています。(花)
067月/21

被災した方へ

今回の豪雨によって、被害にあわれた方へ、心からお見舞い申し上げます。
残念ながら犠牲になられた方とそのご家族へ、謹んで哀悼の意を表します。
また、一刻も早く安否不明の方が見つかるようにと、祈るばかりです。

突然の被災と、避難生活で、大変ご苦労をされている方が多いと思います。
一日も早く、本来の生活が取り戻せるように、まずは遠方からできる支援として
被災したときのお役立ちリンクをまとめました。

下記リンクは、これからの生活をどうやって再建していくかのサポート資料です。

資料であって、指示書ではありません。
自分に必要な情報を取捨選択することが大事です。

生活再建に重要な準備

・深呼吸をしてから考え事をする
・信頼できる情報を得る
・選択肢を増やす

深呼吸をしてから、考え事をする
復旧作業をすすめる必要がありますが、必要以上の焦りはよくありません。
無理をして片付けをしても、熱中症で倒れてしまっては元も子もありません。
無理くり家の中のものを捨ててしまって、後で後悔するケースもよくあります。

信頼できる情報を得る
国からの支援や、受けられる救済措置など、今後の生活再建に情報は欠かせません。
目まぐるしく状況が変わる被災地では、情報の正確性と鮮度が重要です。
一番信頼できるのは、市町村や都道府県のホームページです。
大手メディアや、身元がしっかりしている組織からの情報も、間違いは少ないはずです。

選択肢を増やす
支援者として私たちが望むのは、できるだけ一人ひとりが望むような形の再建が進められることです。
できるだけたくさんの選択肢を残せるようにしたい。
だから、できるだけ早い段階で家屋を片付けて乾燥させて、家の傷みを止めることが重要だと考えています。

ただ、生活再建の手法は、思っているよりもたくさんあります。
リフォームの見積もりを2社以上とるとか、捨てるか迷っているものは一旦置いておくとか、ちょっとしたことで選択肢は増えていきます。

被災の程度は違っても、被災は被災。いろいろな困りごとはでてきます。
生活再建は、一人ですべてできるものではありません。
適切に、他の人の力をかりることが大事です。
私の被災はたいしたことないから。。。という遠慮は無用です。

同じタイミングで被災しても、同じ被害はありません。
生活再建もそれぞれ違います。他人と同じでなくても良い。
焦らず、自分に一番良い方法を探せるように、人の力を借りてもらいたいと思います。

行政情報
熱海市HP
沼津市HP
富士市HP
再建の手順指南
復旧ロードマップ/被災後必要なこと1〜4(災害支援ネットワーク岡山)
水害にあったときに(震災がつなぐ全国ネットワーク)
水害にあったときに【動画】(NHK)
生活とすまいの再建 1/2/3/4/5(FUKKO DESING)
相談先
熱海市災害ボランティアセンター
沼津市ボランティアセンター
富士市ボランティアセンター
静岡県弁護士会の無料相談
057月/21

今何かしたい人へ【静岡豪雨を受けて】

まずは、7月3日からの豪雨によって被害にあわれた方にお見舞い申し上げます。
そして、未だ安否が確認されてない方の所在が一刻も早く判明するようにと願っています。

 

5日の朝に、安否不明の方が大幅に増えたという報道がありました。
今になって安否不明者の人数が大きく変わるということは、それだけ現地が混乱しているということでもあります。

ニュースやSNSなどで繰り返し目に入る映像などを見て、何かしたいと思われている方も多いかもしれません。
しかし前述のように、まだ現地は混乱しています。
現地からの映像を見る限り、水分が多い土砂のため、現地を歩くことすら困難な様子。
むやみな訪問は、物理的に迷惑をかけてしまうのではないかと考えています。
不明者の捜索も続くでしょうし、ボランティア募集にはもう少し時間がかかるかもしれません。

 

混乱している状況だからこそ、できることがあります。
それは、現地に負担をかけないということ。

現地に行かないこと
交通渋滞の原因になったり、防犯面の不安を煽ることになります。
そもそも、まだ二次被害の可能性もあったり、活動すること自体の危険性が高い。
2014年の広島土砂災害では、救助活動中の消防士が土砂崩れに巻き込まれて亡くなっています。

 

問い合わせしないこと
特に電話での問い合わせは、現地の貴重な人材リソースを割くことになります。報道や信頼できるインターネットサイトなどで情報を集めること。
過去の災害ボランティアセンターでは、ボランティアに関する問い合わせが多く、その対応に追われてしまうということがよくあります。

 

物資は送らない
どれだけ整理されパッキングされた支援物資であっても、受け取りや現地での整理に人手は必要です。しかし、今はまだそんな余裕はないはず。今避難所に送っても、ダンボールの山に追加されるだけの可能性が高いのです。
そして、災害救助法が適応されている熱海市では、国費で避難生活に必要な物資の手配ができます。個人が熱海市に物資を送る必要は低いはずです。
どうしても何かを送りたい場合は、それを換金して支援金や義援金で送金しましょう。送料も数百円ですみます。
詳しくは:災害NGO結note【そろそろ緊急時の物資支援は卒業しませんか】

今寄付するなら
熱海市ふるさと納税
熱海土砂災害支援基金
沼津市

 

今後の動き
懸命な捜索と同時に、安全の確保が進んでいるはずです。
過去の被災地では下記のように、段階的に専門家の現地入りが進み、災害ボランティアセンターの開設準備が整っていくのです。

救命・医療チームの派遣
災害支援や復旧活動に特化したチームの現地入り(ボラセン運営支援、ボランティア活動の下準備、避難所支援)
災害ボランティアセンター開設、一般募集開始(個別ニーズへの対応)

236月/21

慰霊の日−沖縄

知ることから始める支援

本日6月23日は慰霊の日(76年前に起きた太平洋戦争で大きな被害を受けた沖縄の終戦記念日の日)です。 


今年4月、災害NGO結として沖縄で平和学習ツアーを実施しました。代表トムの出身地だからでもありますが、縁がなくても日本の人に、改めて沖縄戦について知ってもらいたいと思っています。平和を考えるきっかけとして、慰霊の日に合わせて結のHP上でもお知らせすることにしました。 

 

日本で唯一の地上戦が繰り広げられたのが、沖縄戦です。 

県民の4人に1人が犠牲になりました。あれから月日が流れても、住民の安全を脅かす普天間基地や辺野古の埋め立てなど、いまだに基地問題を抱えています。
こうした点を考えると、太平洋戦争はまだ終わっていないのかもしれません。
 

今のところ日本では、戦後が76年間続いています。 

しかし、遠い外国の戦闘や内戦にも、日本国や日本の企業として、関わりがあることもあります。これは、私たちの生活の一部が、大きく影響を及ぼしているとも考えられます。 

私たちの足元から地続きで被災地があるように、地続きで紛争地があるとも考えられないでしょうか? 

 

過去を学ぶこと、各地の現状を知ることは、これからの自分たちの未来を考えるためにも必要なステップだと感じています。 

まずは身近な国内の過去に目を向けること。 

ミャンマー、香港、台湾など、ご近所のアジアで起こっていることを知ること。 

中東やアフリカの戦争に想いをはせること。 

私たち一人ひとりが意識をして、平和を作り上げることの大切さを考え、微力だけど無力ではないと、アクションを起こすきっかけになればと思っています。 

 

今からできるアクションとして 

知ること、参加することをまとめてみました。 

参加する 

チャリティーライブ−ひめゆり資料館への寄付プロジェクト 

クラウドファンディング−白梅之塔周辺修繕プロジェクト 

 

知る

*琉球新報ー沖縄戦特集ページ 

*琉球新報−子ども向けページ 

*琉球新報−3分で分る沖縄戦 

*沖縄タイムス−コラム集 

*沖縄タイムス−沖縄戦デジタルアーカイブ 

*NHK−戦争証言アーカイブス 

無関心を感心に
一人ひとりが小さな一歩を重ねていくことを願います。