大変!たまりばの水道が凍った!昼間なのに!と、隙間風が入るたまりばで、冬の寒さの厳しさを余計に感じた2月でした。
寒い日と暖かい日の差も大きく、2月後半は春を感じる日も多くありました。

ここから少しずつ春に向かって、いろいろな新しい年度の準備が始まっていく雰囲気があります。
暇なのは今の時期だけだから、とたまりばに来る人が増えたりもしました。
普段の生きがいの畑は雪の下。
たまりばから上がるストーブの煙を見て「誰か居るんでしょ」と様子を見に来てくれる人が増えました。
今までよりもいろんな方がいらっしゃっていた気がします。
誰かの暇つぶしや息抜きになれていたら嬉しいです。

いろいろな外部からの支援者も来てくれますが、御縁がつながり宮城県女川町からもお客様がありました。
町野の人たちに女川汁(サンマのつみれ汁)を振舞いたい、とみんなでキッチンにたってくれました。
女川の人も町野の人も一緒につくる女川汁。
これからの時期はより一層、どっちかだけが差し出すのではなく、みんなでつくる時期だなと思っています。

つくるは、食べ物以外も。
編み物が得意なお姉様方が多いので、埼玉のReVA上尾のみなさんが毛糸をたくさん持ってきてくれました。
地域の先生に習って、それぞれ帽子を編んだり、地域の人に習う・学ぶ時間が生まれています。
編み物だけじゃなく、地域に伝えられている行事や美味しい知恵など、能登の魅力を学ぶ機会が増えていけばいいなと思っています。


雪が残っていたので、ニーズの対応はすこしのんびりでした。でも雪がとけてきたからこそのニーズも出てきています。
荒れた土地を畑にしたい、2年経ってようやく自宅に戻ってきたから修繕を進める準備を手伝ってほしいなど。
優先順位を考えながら、できるかぎりお手伝いを続けています。

春を思わせる陽気の日に、たまりばのチラシを配るための地域訪問をしました。
数人で地域を回ってもらい、立ち話に花を咲かせたり、野菜をいただいて帰ってきたり。
普段車で通る道も、やはり歩くといろいろな出会いがあります。あそこのおばあちゃん戻ってきたよ、なんて地域の動きも聞けたりしています。

今回はたまりばのチラシ以外に、他の団体の催し物のお知らせや仮設商店街のチラシも一緒に配布しました。
少しずつ生活拠点が変わっていく時期にさしかかります。仮設や県外から地域に戻ってくる話をチラチラ聞いています。
仮設住宅だけでなく地域をまわりつつ、最低限ではあるけど情報のお届けが続けられたらなと考えています。

能登の動きも大事にしたいのですが、少しずつ県外にいる時間も増やしています。能登半島地震の対応を踏まえて、全国で災害時中間支援組織を強化する/立ち上げる動きが大きくなっています。
御縁のある沖縄と滋賀県でも立ち上げ準備をしているため、少し関わらせていただいています。
現地のリアルな様子や温度感が伝わらないと、板に挟まれたりたらいで回されたりしてしまいます。
中間支援組織の課題をたくさん目の当たりにしています。
研修で呼んでいただいた静岡県では、50年近くの草の根活動を実感しました。
市民活動を支える体制もちゃんと作られています。
そうした先の事例に学びつつ、現場の声を少しでも反映させられるように、今後も現場にいる中間支援的な動きを目指します。
