謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
東日本大震災から10年がたった2021年も、残念ながら各地で自然災害が発生しました。
昨年も全国数か所で緊急支援の活動をしましたが、 2011年と違う部分がたくさんあると感じました。
個人ではなく団体としての活動であること
持っている経験やノウハウ
関係団体や支援仲間とのネットワーク etc.
どれも、この10年でたくさんの方に支えられながら培ってきたものです。
一つひとつの積み重ねで、被災地に届ける力は格段に大きくなっています。
みなさまの関わりに、心から感謝いたします。
しかし、我々が少しずつ力をつけるのでは追いつかないほど、気候変動の影響が現れています。
被災地に届ける支援が十分だったと感じることはほとんどありませんが、このままではこれから先も圧倒的に力が足りない。
みなさまのおかげで力をつけてきたからこそ、この先ももっと被災地の課題が解決していくような活動を進める必要があると思っています。
そこで結として、これまで各地で培った経験やノウハウ、協力な仲間たちと共に”育成”に力を入れていきたいと考えています。
結としての基盤を強くすること、特に災害が多い九州での拠点作り、もっと大きな規模での被災地支援の基盤づくりなどやらなくては、と思っていることがたくさんあります。
2022年は、もっと社会を良い方向に変えていけるように、邁進したい考えです。
コロナ禍ではありますが、今年も各地を走り回るつもりでいます。 今年も一緒に社会課題について考え、行動していただけると嬉しいです。
2022年もどうぞよろしくお願いいたします。
災害NGO結 前原