紀伊半島大水害

紀伊半島大水害紀伊半島大水害

発災日時:2011.9.4

概要:四国から中国地方を横断した大型の台風12号は動きが遅く、日本付近に湿った空気が長期間流れ込んだため、西日本から北日本の広い範囲で記録的な大雨になりました。特に紀伊半島では降り始めの8月30日17時からの総雨量が広い範囲で1.000ミリを超え、解析雨量では2.000ミリを超えた所がありました。

人的被害:死者 72人 行方不明 16人

家屋被害:全壊 497棟 半壊2986棟

(抜粋:三重県奈良県和歌山県のHPによる発表のまとめ)

災害支援活動

活動場所:和歌山県那智勝浦町

活動期間:2011.9.6~2012.3.19

活動内容:被害状況の把握、災害ボランティアセンターの立ち上げサポート、サテライトの立ち上げ、現地コーディネート、ボランティア有志での団体の立ち上げサポート

災害の被害、活動の様子をこちらのページに搭載しています。→災害NGO結のFacebook(那智勝浦町)(災害ボランティアベース和

※災害を忘れず、防災に役立てて欲しいと願い搭載させて貰いました。ご了承ください。

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岩手県の沿岸部で災害支援を行っていた私 遅い動きの台風12号の影響で和歌山を始め紀伊半島で大きな被害が発生したとのニュースが耳に入り、一路 南下を始め6日に三重県を経由し被害状況の把握をしながら和歌山県那智勝浦町へ

各地の被害状況を把握しながら支援の必要性の高い場所を探し、孤立状態になっている那智勝浦町の那智谷に入り、翌日からは災害支援の活動を開始。同時に災害ボランティアセンターを立ち上げた「那智勝浦町社会福祉協議会」の運営サポート、現場の被害状況把握を始め現地コーディネート並びに井関サテライトの立ち上げなどさせて貰いました。また 並行して被害に遭われた地域の自治会の方々とお話をさせて貰い、今後の復旧活動への取り組みや方向性などを毎晩の様に打ち合わせさせて貰い 地域の方と共に復旧していく必要性を感じさせて貰いました。

また災害ボランティアセンターが閉所した後は ボランティア有志の方々が集まり立ち上げた「災害ボランティアベース和」のサポートをさせてもらい。その後の継続した依頼また復興への長い支援への対応の仕組み作りをさせて貰いました。

※当時の様子を描いたブログはこちら→トム吉ブログ災害ボランティアベース和