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2012月/20

長野県にて、コロナ対策事業【かりぐらしスタートプロジェクト】を始めました

春から、長野市でヒルトップ事業のお手伝いを始めています。

 

これは、昨年の台風19号被害とは直接関係ありませんが、過去にも書いたとおり住宅環境を整備して、災害時のシェルターやコロナ禍ですみかを失った人の支援と考えていました。
自分たちの勉強も兼ねて、内装整備のお手伝いなどで準備を進めていました。
その中で長野県社会福祉協議会さんから、新型コロナ対策事業のパートナーにというお話があり、現地でのコーディネートを担うことになりました。

 

【かりぐらしスタートプロジェクトについて】

住宅支援付き就労支援事業という名称ですが、硬いのでかりぐらしスタートプロジェクトと名前をつけています。
コロナ禍によって、今までの生活と価値観が変わりつつあります。オンラインミーティングの普及などで、都心部にいる重要性が下がってきたように思います。
同時に、非正規や不安定な雇用形態の人から、仕事や住まいを失ってしまう。

こうした動きは、新型コロナウイルスによってもたらされた、ある種の災害のようにも思います。そうした影響を受ける人を、どうにかサポートできないかと始めた事業です。

また長野市は、東京まで新幹線で2時間。
都心部とは言えないけれど、意外に各地へのアクセスが良い。中心部の繁華街と郊外の農業地帯が隣接していて、都会ぐらしから一歩外に出るには、ちょうどよいバランスでもあると思います。

ウインタースポーツのために冬に通う人もいたり、「長野」という土地への愛着がある人も少なくないはずです。
そんな良い条件の多い、ポテンシャルの高い土地だから、かりぐらしのスタートにもいいのでは、と考えています。

事業の中心は、長野市徳間に位置する団地の一角です。いくつかの部屋を活用しながら、新型コロナウイルスの影響によって住まいや仕事を奪われた人に、住まいを提供する予定です。そして長野市を中心とした北信エリアで、農家さんのお手伝いやバイトなどお仕事を紹介するコーディネートを担います。

長野市近郊では、りんごを筆頭に第一次産業が盛んです。有償で人手を求めているところがいくつもあります。そして、台風19号の被害を受けた長沼地区のりんご農家とは、緊急支援を通した関係性があります。その関係性を活用して復興支援も視野に入れながらの、職のコーディネートができないかという側面もあります。

もちろん、新型コロナウイルスの感染防止の必要があるため、該当者へのPCR検査など、予防面にも気を配りながら進めます。

 

【なぜ長野?】

なぜこの事業を長野でやるのか?と言われれば、間違いなく台風19号での関係があるからです。

農家さんと復旧作業を協働することにより、関係性が生まれたことや、復旧の延長線上でまだ人手を必要としているところがあります。
また、手が必要な先があるだけでなく、私たちを支えてくれる人たちもたくさんいるからでもあります。

お家を貸してくれる人、
畑を貸してくれる人、
りんごや漬物や差し入れをくれる人、
何か作業する時には手伝ってくれる人
りんごや畑について教えてくれる人

たくさんの人の支えがあるから、長野で継続的な活動ができるなと考えました。
そしてこの関係性ができたのは、あの目まぐるしい緊急支援の最中に、たくさんの人が、(結と関係ないところでも)長野に支援で関わったからだと思っています。

そうした意味でも、たくさんの人がつないだ関係性を、次に支援が必要な先へと結ぶ必要があるのでは、とも思います。

かりぐらしスタートプロジェクトは、2021年10月までを予定しています。
詳細や、お問い合わせはこちらから。
いろいろな形でご協力くださる方、かりぐらししてみたい方、募集中です。

お気軽にお問い合わせください。