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231月/20

発災から100日−移行期の長野

20日で、台風19号によって大きな被害を受けてから100日が経過しました。
長野市では7万人以上のボランティアが活動し、町は少しずつ元の姿を取り戻そうとしています。

しかし、現地はまだ復旧作業の最中。まだ雨が降ると詰まったままの側溝から水たまりができたり、業者の土砂撤去で大きなトラックが往来したり、被災地の光景があります。

 

 

濡れた家財を搬出や土砂の撤去などの、発災直後の人手を大量に必要とするピークは過ぎました。その代わり、業者や大工さんの修復作業を待つ間、できるだけ早く取り掛かれるように不要な部材の除去や、公費解体に伴って必要な家財の搬出など、今の時期だからこそ手助けが必要なところも沢山あります。

また、日々住民の方の気持ちも変わります。
自宅の再建について、解体するつもりだったが、建て直す見積書を見てリフォームに切り替えた人や、
みなし仮設で町中に住みだして、やっぱり住み慣れた地域が良いと同じ地域の別で家を探す人、
リフォームするつもりだったけれど、ご近所さんの状況や活用できる制度を考慮して解体を決めた人、
まだまだどちらにすればいいのか迷っている人など、その心の内は様々です。
今後の気持ちの変化によっても、また新しいニーズが生まれてくると思っています。

他にも、その人らしい暮らしを応援するために、必要な活動が出てくるかもしれません。例えば、公費解体を決めているけど、毎日そのお家に通っている人もいらっしゃいます。例えば解体して再建するまで日中の居場所として、倉庫の環境改善ができれば、長期的に地域を離れる孤独感は薄くなるかもしれません。

「やっぱりここの地区の空気を吸って生活したい」と話す人がいるように、やはり地域との繋がりを切らさずに、その人らしく安心して暮らせるような、細やかな対応が必要になってゆく時期です。

ちょうど、日々の復旧活動には、長野市内や近隣市町村からの参加者が増えつつあります。じっくり寄り添っていくには、それだけ長く関わることの出来る人=地元の人、の参加が大きな鍵になります。

だから、近くからの参加者と一緒に活動を続けながら、今後の長期的な体制を整える必要があると考えています。他の被災地への勉強研修や、支援者間でのワークショップなど、支援者のための講習会メニューを用意するなど、支援の仕方も変えていく時期かもしれません。

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