8月九州北部豪雨ボランティア募集を開始します@佐賀

豪雨の被害があった佐賀県内の広い地域で被害が発生しました。複数の市町村またがった被害件数は4,800件以上にのぼります。今回は主に土砂災害や河川の決壊による浸水ではないため、ゆるやかに水が迫って浸水し静かに水が引いていったような状況だったようです。土砂や泥の流入は少なく、家屋の損壊もほとんど見られません。清掃・乾燥・消毒をすれば再建できる見込みが大きい一方で、罹災証明の判定が厳しくなる可能性があります。例えば、半壊に至らない被害と認定されてしまうと、支援制度などの保障はほとんど受けられず、ほぼ自力再建が求められます。

今回、災害NGO結では、武雄市で動き出した民間ボランティアセンターの運営を支援しています。武雄市災害ボランティアセンターの役割を補完するような形で、地元の方が中心になって運営している発展途上のセンターです。できるだけ家屋の再建を望む人、家屋をどうするのか迷っている人のお手伝いをしたいと考えています。

復旧に必要なことは、カビなどの発生を防ぐこと。床上げや床下の泥撤去、消毒などの作業です。一つひとつは難しくない作業ですが、一定の知識と経験が必要です。このため、毎日日替わりで来るボランティアさんにはお願いできないことも多くあります。

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以上から、遅ればせながら佐賀でのボランティア募集を始めます。
福岡や熊本から比較的気軽に来られる距離の佐賀。
みなさんのご参加をお待ちしています。

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【活動内容】 
・家屋・住居周りの片付け作業 
・プロボノ活動の調整支援 
・ボランティアセンターの運営支援 
・被災地域での訪問活動 
※活動内容は現地状況に応じて結スタッフが決定します。

【活動場所】 
佐賀県武雄市、大町町など

【募集期間(暫定)】 
9月18日~ 
※期間は予告なく変更する可能性があります。

【応募要件】 
・18歳以上(18歳未満は保護者の同伴が必要です。まずはご相談ください) 
・現地到着までにボランティア保険(天災タイプ)に加入している方 
※「ボランティア保険」は、最寄りの社会福祉協議会の窓口にて登録できます。 
※重機作業・高所作業をされる中で起こった事故に対し、災害ボランティア保険がおりない場合があります。 
・現地での活動・生活に必要な衣類や日用品を準備できる方。 
・共同生活・団体行動に抵抗がない方 
・被災地の状況に合わせて、柔軟に動ける方

【持ち物】 
・健康保険被保険者証…病院にかかる際に必要です 
・ボランティア保険加入証明書…コピー可 
・作業着(原則長袖長ズボン) 
・雨具・長靴(鉄板インソール) 
・各自必要な着替えや日用品 
・食料 
・運転できる方は免許証コピー

【現地での滞在環境】 
宿泊可能な場所があります。詳細はお問い合わせください。

【活動の際の注意事項】 
・活動は基本的に8時〜17時 です。外作業に関しては、天候次第では中止の可能性もあります。 
・災害NGO結という「団体」のボランティアとして参加していることを忘れないでください。 
①活動時間中は一人で行動しないでください。 
②活動に関して自己判断でニーズを受けることのないようにお願いします。 
・貴重品の管理はご自身でお願いします。 
・活動を通じた金銭のやり取りは絶対にしないでください。 
・怪我や事故やトラブルがあった場合は速やかに事務局まで報告してください。 
・体調管理と十分な水分補給を心がけてください。

最後に、当団体を通じたボランティアに参加されるにあたって、私たちが心がけていること、大切にしていることを以下にお伝えします。 
・「支援者」として活動することを意識し、被災地・被災者のためになる選択をする。 
・全ての作業は、住民の方の復興を支えるため・寄り添うための手段。臨機応変に活動する。 
・個人ができることは限られる。長期的な視点で復興を考え、無理な活動やできない約束はしない。 
・スタッフも、ボランティアも団体の枠組みの中で一緒に活動する仲間。 
互いにコミュニケーションをとりながら、一丸となって復興支援にあたる。 
活動に参加される方にもぜひ同じ気持ちで活動に臨んで頂けますと幸いです。

応募はこちらから

現地の最新情報はこちらをご参照ください。
https://www.facebook.com/ngoyui/