Category Archives: 2018年

0710月/18

平成30年7月豪雨から3ヶ月レポート

7月の発災から、早くも3ヶ月が経ちました。
3ヶ月の時間で復旧が進んだ面も沢山ありますが、新たな課題も生まれています。9月には台風被害や北海道地震など大規模な災害が相次いだこともあり報道されることも少なくなっていますが、被災各地では今日も復旧作業が進められています。1ヶ月レポート以降、8月〜9月の現地の動きをまとめました。

〇岡山県倉敷市
 倉敷市災害ボランティアセンターは、発災直後から大量のボランティアを受け入れられる体制が作れたため、なんとか沢山のボランティア送り出しができていました。加えて、継続的に活動するNPO等との連携も取れていたため、床・壁・天井剥がし等の一般のボランティアセンターでは対応が難しい特殊ニーズにも対応できています。
しかし発災から時間が経つと共に、現場のニーズは多様化していく一方で、支援の量は減っています。今後は町をきれいにするという分かりやすい作業から、避難で歯抜けになった地域コニュニティを維持するような見えづらい作業へと、求められるものが変わっていきます。既に空き家や空き地が増え、雑草が伸び放題になるという懸念があります。景観の問題以上に治安への不安やご近所トラブルに発展する可能性があるなど、災害から二次発生した問題への対処が必要になる時期だと見てます。そして他の被災地と同様に、発災直後は目につくニーズ、助けてと声があがったニーズから対応するため、発災から時間が経つと、見えにくいニーズや自分から声を上げられなかったニーズなど、活動で配慮が必要なことが多くなります。
災害NGO結は、発災直後から災害ボランティアセンターの運営支援やサテライトの仕組みづくり、外部支援者の紹介などをしてきました。多くのボランティアが活動したとはいえ、まだまだ家屋清掃のニーズもあります。今後も必要な支援を現地につなぎつつ、現地で活動する支援団体を、資機材提供や相談役としてサポートを続けます。また、今年いっぱいはNPOと社協とが密な連携を取りつつ活動するようなので、アドバイザーとして会議などに顔を出す予定です。

*応援団体*
真備再生ベース竹燈−たけあかり−

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〇広島県坂町
 坂町は、広島県内の広い地域で被害があったため支援者が分散してしまった事と、発災当初の交通の便の悪さから、支援が集まりにくく発災からの時間の経過と町の復旧の様子が伴わない時期がありました。交通インフラの復旧でボランティアの数が増えたことや業者の作業により、一時は河と一体化してしまった道や土砂に埋もれた家屋などは大方の復旧が進みつつあります。元々しっかりしていた自治組織がボランティアの受け入れ・アテンドを担当してくれ、それぞれの地区に入ったNPOなど支援団体とも現場を調整して活動を行っていました。自治会の方自ら床剥ぎや土砂撤去などの活動に参加してくれる地区もあり、地区の個性が復旧状況にも現れています。災害NGO結でも、重機オペレーター等プロボノと自治会の方をつなぎ、活動を調整してきました。
多くの支援者の活動の結果、人手の作業ニーズに関しては目処が着いてきたため、災害ボランティアセンターは10月から週末登録型に移行しました。しかし、大雨で度々避難勧告が発令されたり、雨上がりは上流の土砂が流れてきて業者が何度も浚渫していたりと、復旧の区切りはまだ見えません。町中からボランティアの姿が少なくなる一方で、配慮が必要な方からのニーズや、床剥がしなど技術が必要なニーズもまだ残っています。ポロポロと寄せられる相談に長期的に対応できる支援者が必要とされています。
そんな中、これまでの各地で共に支援活動を行ってきた広島出身の仲間たちが、継続的な支援のため団体を立ち上げました。災害NGO結として、これまでの経験や事務面のサポート、近隣社協や外部支援者の引き合わせ等、今後の活動が円滑に進むようように支援を続けていく予定です。

*応援団体*
DRTJAPAN広島

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〇愛媛県宇和島市
 宇和島市だけに限らない問題ですが、発災直後からニーズの聞き取り調査を行っていないため、災害ボランティアセンターを開設していても地域からニーズが寄せられない状況にありました。ニーズがなければセンターとして支援の方向性を定めることも難しくなってしまいます。そこで被害が大きかったいくつかの地区の内一つを、災害NGO結で個別訪問し、ニーズの調査を行いました。
ニーズ調査でもよく聞こえてきた声が、宇和島の特産みかんへの被害に関することでした。柑橘系全国一位の出荷を誇る宇和島市では、みかん園地の面積も多くその多くも被災を受けています。市内の中心産業を守るべく、8月からみかんバスとして農家支援を行っていたJAが中心となり、10月から農業ボランティアセンターを立ち上げました。復旧が遅れている農作業のサポートとして、収穫、摘果を中心に支援を行っています。発災が様々な面で影響を及ぼしているため、普段以上に収穫など農作業に人手が必要なケースもあります。
災害NGO結では、ニーズ調査の他にも、独自で募集したボランティアさんと一緒にボランティアセンターでは対応できない床下案件の活動などで、災害ボランティアセンターの運営をサポートしてきました。しかしニーズ件数が少しずつ落ち着いてきており、更に社会福祉協議会が災害ボランティアセンター機能を含んだ支えあいセンター事業を始めたこと等をふまえて、活動内容を今までの家屋清掃系から農家支援へとシフトしていく予定です。

*応援団体*
U.grandma (グランマ)

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最新情報はこちらから!
〇災害NGO結facebook
〇災害NGO結Twitter
〇災害NGO結Instagram

*この活動にあたり、日本財団の助成を活用しています*

後方支援のお願い
被災地への支援の方法は様々な形があります。支援金という形もその一つです。
上記取り組みに賛同いただける方は、ご寄付のご検討を宜しくお願いします。
皆様からお預かりした「お気持ち」は、その場所・その時期にふさわしい形で、必ず現地に届けさせていただきます!

【郵便局の口座をお持ちの方】
記号14760 番号6772101
名称 サイガイエヌジーオー ユイ ユイ

【郵便局以外の口座の方】
店名 四七八(読み ヨンナナハチ)
店番 478 普通
口座番号 0677210

078月/18

平成30年7月豪雨−各地域の被害の特徴と今後の課題

発災から1ヶ月が経ちます。西日本豪雨の被災地では未だに厳しい状況が続いています。災害NGO結として、発災直後から開始した活動はfacebooktwitterにて報告しています。今回は1ヶ月の時間の中で見えた各地域の被害の特徴と今後の課題をまとめました。
**初動レポートはこちらから

平成30年7月豪雨では、全国で合計106の市町村に災害救助法が適応されました。死者220名、行方不明者9名、全国で少なくとも5,000件の家屋が全壊と認定、という被害が生じました。(内閣府防災、8月2日現在)
平成最悪とも言われる被害は、未だに全容をつかめていません。また、過去に類を見ない範囲で発生した水害は、地域の地形や特性が現れてそれぞれ個別の課題を生み出しています。住宅街と山間部に点在する集落の被害ではたとえ同じ広さが被災したとしても件数が違います。浸水被害なのか土砂災害なのかで、必要とする作業の量や質も変わってきます。そしてその地域に復旧作業を担う力がどれだけあるのか(市町村の規模や若者がいるのか等)も、今後に大きく影響する要素です。
現在支援を実施している3地域について、それぞれ被害の特徴と今後の課題について以下にまとめました。

【岡山】(倉敷市真備地区)

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真備地区は小田川などが8ヵ所で決壊し、広範囲にわたる浸水被害を受けました。報道で大きく取り上げられたこと、新幹線の駅から遠くなく遠方からのアクセスが良かったことなどもあり、他のボランティアセンターに比べても多くの支援者が集まりました。しかし、2,000戸以上が全壊判定を受け、更にその中でも多くが2階までの浸水被害にあっているため、例えば1軒から家財の搬出ニーズでもこれまでの水害に比べると2倍の量に対応しなくてはなりません。全体の件数、1軒あたりの搬出家財及び災害ごみのボリューム共にとても多く、復旧作業にこれまでより多くの人手が必要です。
また、床剥ぎ・壁剥ぎに加え天井剥ぎなどの剥作業も、家屋再建に必要なプロセスになりますが、技術を要する作業のため、予め構造への理解や熟練者からのレクチャーが必要です。一般的なボランティアでの対応が難しいこうした内容にも、より多くの人が対応できるよう、技術を伝えできる人を増やす機会を作ることも支援活動の一環として検討しています。
今後の住まいをどうしていくかは、目下住民が抱える大きな課題の一つですが、今後、他の被災地と同じように公費による全壊家屋の解体(公費解体)の制度が適応されれば、地域の景色もさらに変わっていきます。同じ場所に家を建てるのか、近隣市町村へ引っ越すのか。個人の選択と地域コミュニティとしての在り方など、中々複雑な問題を考えていかなければなりません。
過去の災害から鑑みて、例えば地域からの転出者が増えコミュニティの解体が進行したり、被災有無に関わらず、地域の変化に対して孤独感や不安感を抱く方の孤独死や関連死という形での被害が拡大したり、予見できる二次的な被害の可能性は様々にあります。なるべくこうしたことが起こらないよう、家屋の復旧支援という物理的な支援にあわせて、コミュニティ支援や居場所・生きがいづくり支援、まちづくり支援などの中長期的なソフト面の支援も必要になると考えています。

活動予定期間:7月10日~7月末・9月~
活動予定内容:VC運営サポート・重機ボランティア調整・ボランティア募集

 

【広島】(安芸郡坂町)

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広島県内では、17市町村が土砂災害・河川の決壊によって大きな被害を受けました。県内の複数の地域が被害を受けたため、県内や近郊の支援者が分散してしまい、十分に必要な支援の手を確保できていない状況です。県の南部で流出した土砂は少なくとも400万立方米に上ると推計されており、これは2014年の土砂災害と比べると南部で8倍、県内全域だと10倍にのぼると国土交通省が推計しています。この土砂に対応するには重機・人力、それぞれで2014年以上の力が必要です。
一方で、民有地に流れ込んだ土砂の撤去を行政が行うという方針も提示されました。(詳細はこちら)これにより、条件が合えば住民の方の負担なく、土砂や漂流物の撤去が可能になりました。しかし、河川や道路など緊急性・公共性の高い現場から作業が進むため、民有地などの撤去はどうしても優先順位が下がります。そのため狭い生活道路の開口や、家屋再建のため撤去を急ぐケース、思い出の品や遺品などだけでも先に出したいというニーズにボランティアが対応しています。新たな仕組みの適応で、以前よりも自衛隊・国土交通省・県や市町村から委託を受けた業者・ボランティアなどが土砂撤去の作業にあたっているため、それぞれの機関との調整と整理が必要になっています。
また、ほとんどが2階まで浸水してしまった倉敷市の真備町エリアとは違い、1階部分に土砂が入ったお家が多数です。もちろん流木や岩などにより家の構造自体が大きなダメージを受けている家もありますが、2階部分は被害を受けていない場合も多くあります。そのため、避難所には行かず2階部分で「在宅避難」をされている方も少なくありません。生活の主な機能(風呂・トイレ・台所)は被災して使えない、もしくはライフラインの一部が未復旧という場合も多いですが、体が不自由で迷惑になるからとか、不自由ながらも自分の家がいいと生活を続けられています。こうした在宅避難者に関しては、過去の被災地同様、実態の把握が難しく必要な支援が行き届きにくい傾向にあります。発災から1ヶ月が経ちますが、今後も長期化が見込まれる避難生活をどう支援するかも大きな課題です。

活動予定期間:7月25日~8月末
活動予定内容:VC運営のアドバイス・重機ボランティアの調整・ボランティア募集

 

【愛媛】(宇和島市吉田地区)

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宇和島市では山間部の複数箇所が崩れた結果、土砂災害が発生しました。発災により従来使用されていた水脈も被害を受け、約1ヶ月断水が続きました。家屋は土砂災害から免れたものの、断水による間接的な被害を受けていた住民が多いこと、断水で復旧作業が遅れた点が大きな特徴の一つです。
また、一次産業が中心の山間部には今後の支援基盤となれる若者が少ない上に、外からのアクセスも悪いため、復旧に必要な支援者・若い力を外から呼び込む点に関しても課題を抱えています。県内の中心地松山市から宇和島市のルート上には、床上浸水3000件の大洲市・1000件を越える西予市が位置しています。宇和島市は1000件未満と件数を比較すると少ないものの、ダム放流による浸水被害を受けた大洲市・西予市と違い、土砂災害では復旧作業で土砂の撤去が必要になります。しかし、数字のインパクトやアクセス面の点から宇和島市よりも2市へ支援が集まっていると感じています。
更に、吉田地区は漁業・農業などの一次産業が中心の地域ですが、特にみかん畑が大きな被害を受けました。農地被害は復旧作業に時間がかかるケースも多く、生活の糧への被害は、生活再建に更に大きな打撃を与えています。今後、みかん農家をどう支援していくかが大きな課題となりそうです。

活動予定期間:7月25日~9月末
活動予定内容:VC運営のサポート・地元支援者のサポート・ボランティア募集・夏休み企画

*この活動にあたり、日本財団の助成を活用しています*

ボランティア募集中
愛媛県宇和島市・広島県坂町・岡山県倉敷市でボランティアを募集しています。
*倉敷市は関係団体のご紹介です。
ご参加はこちらから
***ボランティアの受け入れや事務作業等活動の裏方、運営ボランティアも募集中です!

**大阪北部地震の支援活動も関係団体が継続中です。
大阪北部地震の支援活動へのご参加はこちらからお問い合わせください。

 

後方支援のお願い
被災地への支援の方法は様々な形があります。支援金という形もその一つです。
上記取り組みに賛同いただける方は、ご寄付のご検討を宜しくお願いします。
皆様からお預かりした「お気持ち」は、その場所・その時期にふさわしい形で、必ず現地に届けさせていただきます!

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267月/18

平成30年7月豪雨災害支援ボランティアを募集します【宇和島・安芸郡・倉敷】

現在災害NGO結では、平成30年7月豪雨に対し、愛媛県宇和島市、広島県安芸郡の2箇所を拠点として活動を行っています。
申し込みはこちら

広島県安芸郡
広島県内は、23市区町村の内17市区町村が被災を受けた。県内7割の市町村で被害が発生しているため、支援の手も分散してしまってる。
そのため真備からスタッフをスライドさせて広島の安芸郡エリアでの活動を開始。
重機チームとして土砂の撤去を行い、発災から1ヶ月近く経つ中でもいまだ土砂に囲まれた風景を変えるために活動を行う。

愛媛県宇和島市
局地的な土砂災害が発生した地域が複数あり、ボランティアセンターの本部を運営するだけでは細部まで支援が行き届かない状況。また山間部ということもありアクセスが悪い。ボランティアセンターの運営支援、地元の方が運営を始めた支援の仕組みサポートなどが必要。

岡山県倉敷市(真備町地区)
複数の河川で合計9箇所が決壊し、広範囲で浸水被害がもたらされた。2階まで浸水した家が多く、また住宅街のため被害件数も多い。ボランティアセンター運営支援、プロボノ(重機・大工など)チームの活動サポートなどを実施中。今後も継続的な復旧作業の仕組みづくりや地元で立ち上がった団体のサポートなどを行う。

上記3地域での活動に参加される方を募集いたします。
活動の詳細は以下をご確認ください。平成最悪の水害と言われる今回の災害、皆様のお力をお貸しください。
*現在スタッフの配置の関係上、岡山県倉敷市真備町でのボランティア活動参加は、災害NGO結の関係団体をご紹介する形を取っています。ご了承ください。
※ただ今広島での活動も準備しております。ボランティア募集の体制が整い次第こちらで発表したいと思います。→8月1日から募集開始しました!

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<活動内容>
・家屋・住居周りの片付け作業
・プロボノ活動の調整支援
・ボランティアセンターの運営支援
・被災地域での訪問活動
・活動ベースの運営支援(長期的に関われる方)
※活動内容は現地状況に応じて結スタッフが決定します。

<活動場所>
愛媛県宇和島市、広島県坂町、岡山県倉敷市など

<募集期間(暫定)>
7月25日~
※期間は予告なく変更する可能性があります。

<応募要件>
・18歳以上の心身ともに健康な方(18歳未満は保護者の同伴が必要です。まずはご相談ください)
・現地到着までにボランティア保険(天災タイプ)に加入している方
「ボランティア保険」は、最寄りの社会福祉協議会の窓口にて登録できます。
※重機作業・高所作業をされる中で起こった事故に対し、災害ボランティア保険がおりない場合があります。
・現地での活動・生活に必要な衣類や日用品を準備できる方。
・共同生活・団体行動に抵抗がない方
・被災地の状況に合わせて、柔軟に動ける方

<持ち物>
・健康保険被保険者証…病院にかかる際に必要です
・ボランティア保険加入証明書…コピー可
・作業着(原則長袖長ズボン)
・雨具・長靴(鉄板インソール)
・各自必要な着替えや日用品
・食料
・運転できる方は免許証コピー

<現地での滞在環境>
災害NGO結として、宿泊場所を確保しています。詳細は地域によって異なるため、お問い合わせください。

<応募方法>
こちらのフォームから申し込みをお願いします。ページ下部にもフォームを埋め込んでいます。

<活動の際の注意事項>
・活動は基本的に8時〜17時 です。外作業に関しては、天候次第では中止の可能性もあります。
・災害NGO結という「団体 」のボランティアとして参加していることを忘れないでください。
①活動時間中は一人で行動しないでください。
活動に関して自己判断でニーズを受けることのないようにお願いします。
・貴重品の管理はご自身でお願いします。
・活動を通じた金銭のやり取りは絶対にしないでください。
怪我や事故やトラブルがあった場合は速やかに事務局まで報告してください。
・体調管理と十分な水分補給を心がけてください。

最後に、当団体を通じたボランティアに参加されるにあたって、私たちが心がけていること、大切にしていることを以下にお伝えします。
・「支援者」として活動することを意識し、被災地・被災者のためになる選択をする。
全ての作業は、住民の方の復興を支えるため・寄り添うための手段。臨機応変に活動する。
・個人ができることは限られる。長期的な視点で復興を考え、無理な活動やできない約束はしない。
・スタッフも、ボランティアも団体の枠組みの中で一緒に活動する仲間。
互いにコミュニケーションをとりながら、一丸となって復興支援にあたる。
活動に参加される方にもぜひ同じ気持ちで活動に臨んで頂けますと幸いです。

現地の最新情報はこちらをご参照ください。
https://www.facebook.com/ngoyui/

下記フォームから上手く入力できない場合はこちら

*この活動にあたり、日本財団の助成を活用しています*

後方支援のお願い
被災地への支援の方法は様々な形があります。支援金という形もその一つです。
上記取り組みに賛同いただける方は、ご寄付のご検討を宜しくお願いします。
皆様からお預かりした「お気持ち」は、その場所・その時期にふさわしい形で、必ず現地に届けさせていただきます!

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大阪北部地震緊急支援におけるボランティア募集について
今回の平成30年7月豪雨緊急支援にあたり、災害NGO結では独自のボランティア募集は一旦ストップしました。しかしブルーシートニーズへの対応や要援護者支援など、この先も支援が必要です。そこで、今後も継続して活動を行える「茨木ベース」との連携という形で大阪北部地震への支援を行います。
大阪での活動を希望される方は、こちらからお問い合わせください。

<< ボランティア活動参加に関するお問合せはこちらから>>
MAIL: saigaingoyui@gmail.com
TEL: 080−4638−6870(受け入れ担当:西谷)
*現地を移動していることが多いため、電話が繋がりにくい場合がございます。予めご了承ください。

187月/18

平成30年7月豪雨の緊急支援を開始しています

この度の西日本の豪雨に対し、8日明朝から現地入りし、先遣として各地の情報収集を行いました。エリア一帯が被害を受けた面の被害、局地的な点の被害などの被害の広がり方に加えて、そもそも地域が持っていた地域性が加わり、一言に被害状況といってもそれぞれ多様です。それぞれ以下にまとめました。
*発災後1ヶ月の課題をまとめたレポートはこちらから

被害件数
死者215名、行方不明者14名(7月17日17時45分現在、消防庁)
被害家屋件数26,496棟(7月13日現在、消防庁)

◯愛媛県
まず四国地域のため本州に比べてアクセスが悪く、支援を集めづらい環境にあると感じました。田園風景が広がる地域が被害にあいましたが、市町村の中でも局地的な被災です。しかし土砂崩れが起こっているため、土砂や流木などの撤去が課題です。また、依然多くの地域で断水が続いていて、水のない中での作業・熱中症対策が難しい状況です。また被災していなくても水が断水している事で、高齢者の方のお風呂や食事など直接被災した方以外でも関節的な被災により生活環境が変化している方が多くいます。また産業被害が大きく、みかん畑の被害が広がっているのも特徴的な被害です。

◯岡山県
メディアの報道が多く、多くの支援が集まる背景がありますが、交通事情の問題もあり、必要なだけボランティアが集まっている訳ではありません。また、複数の市町村が被災しているため、注目されていない被災地域もあります。被害の特徴は、広いエリアで浸水被害が起こりました。倉敷市真備町は水かさが高く2階まで浸水した家も少なくありません。すべての家財を災害ゴミとして搬出しなければいけないためにゴミ処理が追いつかず問題になっています。また、決壊付近では河からの砂で多量の土砂が家や地基地内に流れ込み、人力での撤去が厳しいお家もたくさん見られます。

◯広島県
23市区町村のすべてが何かしらの被災を受けており、中でも災害ボランティアセンターが立ち上がり、互助を呼びかけ復旧活動を行っているのが17市区町村もある。近隣の市町村からの応援も難しく、近隣の支援者も集める事が難しい状況があります。また土砂崩れを起きた地域では、真砂土の除去が重労働になっており、スコップを持つマンパワー、重機系ボランティアといったハード作業に大きな課題があります。 また広島市~呉市の交通JRが不通になっている事で、渋滞が起き住民、支援者の移動に大きな問題が発生しています。

災害NGO結の活動について
各地で集めた情報を元に、一番広範囲に甚大な被害が広がっていた倉敷市真備町地区で活動を始めました。運営側の人員が十分でない中、市内2箇所に災害ボランティアセンターがサテライトを設けて活動の調整を行っているので、ノウハウの提供や助言、現場リーダーを行うことが出来る人を紹介し運営体制の強化を図っています。また、プロボノ部隊と連携し、重機ニーズへの対応や重機が動きやすいような仕組みづくりをしています。今後は重機ボランティアの活動調整などを行いつつ、長期化する避難所への支援、少なくなるボランティアの呼び込みなど、長期的な支援体制作りをサポートする予定です。
一方愛媛県内の被災地に対しては、現在の所資機材提供という形で関わっています。熊本地震や九州北部豪雨で使用していた車両2台を、宇和島市へ送っています。今後もスタッフの派遣を含めた必要な支援を検討します。
また広島県内へは先遣隊を派遣し、情報を収集・活動を始める予定です。

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ボランティア募集
《7/26更新》
ボランティア募集を開始しました!詳しい情報はこちらをご参照ください!

平成30年7月豪雨災害支援ボランティアを募集します【宇和島・安芸郡・倉敷】

*この活動にあたり、日本財団の助成を活用しています*

ご協力のお願い
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107月/18

「平成30年7月豪雨」の情報収集並びに物資支援を始めました

広範囲での大規模な水害
交通機関、インフラにも大きな被害
今何が、どこに必要か?を把握し今後の支援体制を作るために現場へ

西日本を中心としたこの度の豪雨災害で、亡くなられた方々に深くお悔やみを申し上げます。また被災された方に心よりお見舞い申し上げますと共に、今後これ以上被害が拡大しないことを願っています。

7月7日梅雨前線の影響で西日本を中心に大きな被害が生じています。これまで各地で共に支援活動を行ってきた仲間と情報共有しまずは現地に走り、8日朝に現地入りができました。
災害NGO結では、西日本を中心に広範囲で発生している被害に対し、長期的な支援が必要になるのではないかと考え、被害の把握、今後の支援の見立てなどを行うため、現地に足を運び情報収集を行っています。 また被災地の被害状況の把握を行う際に現地に足を運ぶ際に、その時必要な物資の状況を把握、お届けしたいと思います。

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■「平成30年7月豪雨」の概要
7月7日に停滞した梅雨前線に湿った空気が流れ込み、西日本を中心に2日間にわたり長期的にまとまった雨が降ったことで「大雨特別警報」が最大8県に発令されるなど数十年に一度の降水がありました。
死者126名、行方不明者79名(7月9日現在)

■災害NGO結の今後の対応
九州・中国・四国・近畿地方の広範囲に被害が及んでおり、未だに被害状況の把握ができないほどの大規模災害です。しかし発災から3週間が経とうとする大阪北部地震の支援活動での課題もあり、一つの被災地での緊急支援が終わらないまま次の大規模災害がやってきてしましました。大阪での課題解決も必要なため、今回はメンバー内で協議し水害/地震と二手に分かれて活動を行うことになりました。
今後の動きや、支援の方向性など、それぞれで活動報告として情報発信を行っていきます。

〇大阪北部地震の支援活動→https://ngoyui.com/archives/1579
〇大阪北部地震ボランティア募集→https://ngoyui.com/archives/1703
△「平成30年7月豪雨」の情報発信→https://twitter.com/saigaingoyui?lang=ja

*この活動にあたり、日本財団の助成を活用しています*

■ご寄付のお願い
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087月/18

大阪北部地震 緊急支援ボランティアを募集します

災害NGO結では、2018年6月18日に発災した大阪北部地震において、発災翌日から現地入りし、情報の収集や現場コーディネート、支援の仕組みづくりなどを行っています。
現地の情報については、レポート12を御覧ください。

発災から3週間が過ぎますが、依然としてニーズを拾い上げきれていない地域も多くあります。レポートとしてもまとめたように、今回の「見えにくい被災」では、外からみただけでは被災をうかがい知ることが難しいのが現状です。また多くの被災者が避難所で避難をすることなく自宅へ戻ったため、支援情報を知らないままの方も多いようです。特にインターネットなどが使えない方はボランティアセンターの存在や、り災証明と応急危険度判定の違いなど、基本的な情報を得る機会を逃しています。
こういった状況から、家屋片付け・ブルーシート張り等に加え、戸別訪問でニーズの聞き取り調査や支援情報の紹介などを行う必要があると考えています。実際に7月の頭から、地元社会福祉協議会と連携して少しずつ訪問活動をしています。
一般のニーズに関しては、地域に隠れているニーズや問題点を掘り起こし、地元社会福祉協議会へつなげる流れを作ることで、
ブルーシート張りなどの特殊ニーズに関しては、講習会の実施などで地元へのノウハウ提供という形で、今後長期的に支援が行える仕組みづくりのサポートを行います。

発災から時間が経ち関心が薄れ、また各地で自然災害の被害が発生する中では
体力に自身のある方は災害ボランティアセンターで
屋根の上など高所作業が出来る方はブルーシートニーズを
力はないけれどお話ができる人や長期的に地域と関われる人は訪問活動を
というように、出来る人が近場で出来ることを活かした活動に参加することがいいのではと考えています。
「見えにくい被災」を放置しておくと、屋根瓦のズレが家屋の柱の腐敗やカビの発生に繋がり、被災が進みます。修復に費用がかさんだり、健康被害など深刻化・2次被害の発生につながりかねません。他人事を自分事に、沢山の角度からいろいろな人が地域を支えられるように、ぜひ皆さんのお力をお貸しください。
*西日本豪雨の影響によるスタッフの配転で、ボランティア活動調整機能を、災害NGO結→茨木ベースとしています。ご了承ください。

 

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<活動内容>
・家屋・住居周りの片付け作業
・被災地域での訪問活動
・茨木ベースの運営支援(長期的に関われる方)
*茨木ベースの活動への参加になりますことをご理解ください。
※活動内容は現地状況に応じて茨木ベーススタッフが決定します。

<活動場所>
・大阪府茨木市や高槻市を中心に、大阪北部地震で被災した地域

<募集期間(暫定)>
7月9日~
※期間は予告なく変更する可能性があります。

<応募要件>
・18歳以上の心身ともに健康な方(18歳未満は保護者の同伴が必要です。)
・現地到着までにボランティア保険(天災タイプ)に加入している方
「ボランティア保険」は、最寄りの社会福祉協議会の窓口にて登録できます。
※高所作業をされる中で起こった事故に対し、災害ボランティア保険がおりない場合があります。
・現地での活動・生活に必要な衣類や日用品を準備できる方。
・共同生活・団体行動に抵抗がない方
・被災地の状況に合わせて、柔軟に動ける方

<持ち物>
・健康保険被保険者証…病院にかかる際に必要です
・ボランティア保険加入証明書…コピー可
・作業着(原則長袖長ズボン)
・雨具・長靴(鉄板インソール)
・各自必要な着替えや日用品
・食料
・運転できる方は免許証コピー

<現地での滞在環境>
長期的に滞在可能でかつ宿泊場所の確保が難しい場合はご相談ください。

<応募方法>
こちらのフォームから申し込みをお願いします。
茨木ベースまでお問い合わせください。

<< 大阪北部地震ボランティアに関するお問合せはこちらから>>
MAIL:ibaragi718@gmail.com
TEL: 070−3149−9333(受け入れ担当:有川)
*現地を移動していることが多いため、電話が繋がりにくい場合がございます。予めご了承ください。

 

276月/18

2018年大阪北部地震における緊急支援を行っています


都市型災害
の課題と向き合う。

様々な角度から
被災地を通す。

18日の発災から、早くも1週間が過ぎました。先日起きた大阪北部地震において、亡くなられた方にお悔やみ申し上げます。また被害に合われた方々には心よりお見舞い申し上げます。
災害NGO結では18日の発災の知らせを受け、平常時の活動から緊急期モードの体制に切り替え、発災直後から様々なメディアを使い情報収集と並行して福岡県朝倉市から移動し、発災翌日に大阪入りしました。先に現地入りした支援仲間や知人からの情報を元に、現地の震源地を中心に情報を集め、支援仲間と合流し情報共有を行いました。

■大阪北部地震概要
6月18日(月)午前7時58分、大阪北部を震源地に震度6強(M6.1)を記録する地震が発生。死者5名、負傷者421人、最大避難者数4,936人(6月23日現在、大阪府発表)。大阪市北区、高槻市、茨木市、枚方市、箕面市、八幡市(京都)と大阪北部~京都南部にかけ複数の市町村にまたがり被害が出ました。

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■都市型被災の問題点・見えない被害
現場を走って見えた今回の地震の大きな特徴は、町中の被害が見えにくいことです。熊本地震や白馬村を襲った神城断層地震と比べ、地震自体の揺れの大きさが少なかったのか、幸いにも倒壊家屋などはわずかで、被害がよく分かる現場がありません。しかし注意して見ると、屋根瓦のズレや外壁の亀裂など一部損壊が多く見られます。このように過去の震災から比べると、「被害のインパクト」が少なく、ぱっと見ただけでは支援が必要な印象が薄い、というのが大きな問題点だと感じます。
また一部損壊判定は、国からの「被災者生活再建支援法」の適応範囲外になるため、住民自らの資金で生活再建が求められます。更に、築年数の古い家には一部損壊の被害が多く見られた一方で、比較的新しい家には外観からの被害は殆ど見られません。
新しい家で被害を免れた世帯と家が古いため一部損壊を受けた世帯、働き手のいる若い世帯と高齢者世帯、業者に復旧や応急手当を依頼できる世帯とそうでない世帯…
発災前からの生活格差が大きくなって現れ、今後生活再建の過程で更に拡大する恐れもあります。加えて被害の大きかった大阪北部地域は、大阪や京都まで1時間以内で移動できるベッドタウンとして機能しており、外部から移り住んだ層も多いため、地方に比べると地域のつながりが薄いようです。関係が希薄であれば近所での助け合いも起きにくく、格差が埋まらないばかりか、被害が埋もれてしまう危険性があります。
また素人が屋根に登って被害を確認するということは難しい上に大変危険なため、雨漏りがあって初めて被害に気がつくというケースもあります。発見が遅れれば、雨漏りによる素材の腐敗やカビの発生など、発災直後は一部損壊だったとしても結果的に半壊まで被害が進んだり、健康に被害を及ぼしてしまうこともあり、早期対策が必要です。しかし人口が密集している地域の広範囲に被害が及んでいるため、対応が追いついていないのが現状です。

前述の「インパクト」にはマイノリティとマジョリティの比率も関係すると考えています。100件のうち全壊60件の場合と100件のうち全壊5件の場合だと、前者は被災者がマジョリティとなります。
今回の大阪北部地震は、被災件数は多いものの全体としたらマイノリティに当てはまるのではないかと考えます。地震の被害を大阪府内にいても感じられない、地震への関心が薄れるのがとても早いという現象には、こういった点も関係しているのではないでしょうか。今後、更に関心が薄れ、被災から立ち上がれない人たちが世間から取り残されるような気がしています。

■大阪北部地震への支援方針
 困窮、独居、高齢者などの独自での復旧が厳しい方に対してこそ技術的な支援が必要と考え、茨木市と高槻市を中心に活動を始めました。支援仲間と協力し、プロボノ作業のコーディネートを行っています。また、高所作業は危険な作業が多くあり、一部のプロボノだけでは対応しきれないこと、少しでも早く効率的に作業を進める必要があることから、行政、社協、業者などの地元の方と連携を取っています。できるだけ地元の力で、寄せられたニーズに対して共同で作業を進められるような仕組みを作り、支援環境の整備をしています。

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これまでは、現場での調整(コーディネート)が主な支援活動でしたが、今回は行政や社協、支援者の間に立ち支援環境調整を行うという点では新しい試みです。しかし結の活動モットーの、長期的な展開を考え支援を行うという点には変わりなく、大阪の支援者をサポートし長期的な支援が可能になるような動きを続けていきます。


■ご寄付のお願い
上記取り組みに賛同いただける方は、ご寄付のご検討を宜しくお願いします。
皆様からお預かりした「お気持ち」は、その場所・その時期にふさわしい形で、必ず現地に届けさせていただきます!

【郵便局の口座をお持ちの方】
記号14760 番号6772101
名称 サイガイエヌジーオー ユイ ユイ

【郵便局以外の口座の方】
店名 四七八(読み ヨンナナハチ)
店番 478 普通
口座番号 0677210

173月/18

あの日からはじまる写真展の報告

HPでも告知をいたしましたが、「あの日」からはじまる写真展を無事に開催することができました。
連日沢山の方にご来場いただき、期間中の来場者数は合計約900人にのぼりました。写真展というツールを通して、多くの方に改めて九州北部豪雨災害について考えていただける機会になったと思います。
来場者の内、甘木地域(市内でも被災の少なかった地域)からは40%弱、うきは市や久留米市などの近隣県からも20%弱など、普段被災地を目にしない様々な地域からご来場いただきました。

会場で実施したアンケートでは
「近所なのに何も知らなかった」
「これから何か関わっていきたい」
「今後の防災に役立てててほしい」
「他の地域でも開催してほしい」
などのご意見をいただきました。市内での被災への意識の差を少しでも埋めたい、今後起こる可能性が高い2次被害についての対策を考える機会になれば、という開催当初の狙いも少しは達成できたようです。そして地域や被災の度合いに関わらず、8ヶ月という時間がたった今、被災した朝倉市に向き合い、今後どのような支援が必要かを考える機会を提供できたと思います。
また、みなし仮設など被災後地元を離れている方にも沢山ご来場いただきました。涙を流しながら観覧される方、偶然元のご近所さんに再会して会話を楽しむ方、一枚一枚時間を書けて写真を眺められる方、それぞれが様々な写真展の使い方をされていました。しかしお話を聞くと、地域を離れてさみしいという声も沢山伺い、今後の課題となるコミュニティの維持・見守り支援の必要性を改めて感じました。

最後に、開催にあたり、写真提供やデータ整理、機材の貸出など様々な面で沢山の方にご協力をいただきました。この場をお借りして感謝申し上げます。皆さまのご尽力がなければ開催は出来ませんでした。本当にありがとうございました。

=実施概要====
■名  称   「あの日」からはじまる写真展
■開催日程  2018年3月5日(月)〜11日(日) 7日間
■開催時間  9:00〜20:00 (初日のみ10時から、最終日のみ19時まで)
■開催場所  ピーポート甘木2階美術品展示コーナー
■開催内容  写真とパネルの展示、RKB毎日放送特集の上映(視聴覚室にて)
■主  催  災害NGO結
■共  催  朝倉市
■協  力  朝倉市社会福祉協議会、朝倉市地域コミュニティ協議会、朝倉市立杷木中学校、朝倉市立松末小学校、麻生建築&デザイン専門学校、甘木・朝倉消防本部、西南学院大学、パーレンス小野屋、東林田Lover’s、福岡県立朝倉東高等学校、リバイブくまもと、Dragon Fly Service、JA筑前あさくら、JVOAD、Pop-up Commons準備委員会、RKB毎日放送
(敬称略、50音順にて表記)


=実施実績====

■期間中来場者数

*3月12日の来場者は、事前に期間内の観覧が厳しい方からの相談があり、特別に開場しました。

■募金額
会場に九州北部豪雨募金箱を設置し、募金を募りました。
期間中の募金額合計は、60,562円でした。募金は全て朝倉市へ提供しました。

 

■報告書の詳細はこちら

172月/18

写真展開催のお知らせ

ホームページでのご報告が遅くなりましたが
「あの日」からはじまる写真展〜あなたの一歩が未来の一歩〜、と題しまして、平成29年7月九州北部豪雨の写真展を開催いたします。

期間:2018年3月5日(月)〜11日(日)
時間:9時〜20時
会場:ピーポート甘木(福岡県朝倉市甘木198−1)
共催:朝倉市

地域の方のご協力も得て、発災直後の写真や動画なども展示の中に盛り込む予定です。発災から7ヶ月が経ち、世間では風化が始まっているとの見方もありますが、地域ではまだ被害と向き合っています。
あの日を振り返り、個人個人が改めて何が出来るのか、考える機会にしていただければ嬉しいです。
また、写真展を通じてデータを整理し、今後の防災・減災へ役立つオープンソースとする狙いもあります。

企画のイベントページに、準備の裏側なども投稿していきます。県内の大学生や地元の方などボランティアの方も交えて準備をしています。写真展の最新情報はこちらにアップしますので、ぜひチェックしてみてください。

011月/18

新年のご挨拶

新年のご挨拶

昨年は「平成29年7月九州北部豪雨」の緊急支援や「熊本地震」への支援活動を応援していただき、本当にありがとうございました。
2018年は、これまで関わった被災地の支援が、地元主体の支援活動に結び付くよう陰ながらサポートすると共に、災害NGO結の体制強化を意識して活動を進めてまいります。
まだまだ若輩者ですが、被災地を走り回り、課題を抽出し、自分たちは何が出来るか、どう資源を生かすのか、被災地の目線に合わせ災害NGO結らしく活動を行っていきたいと思います。
これからも「災害NGO結」を応援してもらえれば幸いです。
2018年もどうぞよろしくお願いいたします。