九州北部豪雨−現場調査レポート8/30

30日は朝から、朝倉市の避難所になっていたらくゆう館へ。その日の朝まで20人が避難していたそうです。
2017年7月の九州北部豪雨から2年以上が経ちますが、こうして度々避難しなければならないことを聞くと、あの時の被災がずっと続いているなと感じます。

杷木ベースとリエラのメンバーと合流し、一緒に広川町社会福祉協議会・八女市社会福祉協議会・筑後市社会福祉協議会・久留米市社会福祉協議会へ。
社協の施設が被災してしまった所や、社協スタッフが既に被災したお家の作業に入っているところ、31日から災害ボランティアセンターを始めるところなど、状況はまちまちでした。

幸い、どこも大混乱に陥るような被害にはなっていない様子でした。そもそも何度も浸水被害にあっている地域は、水害に慣れているから大丈夫という意見もありました。
ただ、まだ被害の全体が分かっていない所があったり、久留米市のように去年と先月も浸水して2年で3回被害があったりと、決して軽い被害ではありません。大きかろうが小さかろうが、被災した方にとっては大きな問題であり、修繕にお金がかかるのという事実は変わりません。

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また、同時に被害を受けている佐賀県内への注目度が高いため、時間が経つにつれて支援者の確保が余計に難しくなる可能性もあります。
福岡県内や九州地方同士で、情報共有や活動の際の連携ができれば、今後九州での底力をつける機会になるとも考えています。

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そして、各地で得た情報を、関係性のある支援団体たちと共有しました。
各地の状況、住民の方の様子、問題点やこれからの懸念点などを議論しました。これらの情報や課題はまた31日からの活動で役に立てたり、解決したりしていきます。

31日は、佐賀県内でいくつか災害ボランティアセンターが始まるので、その様子を確認したり、情報共有会議に出たりと福岡県・佐賀県の両方で活動する予定です。

 

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