長野レポート【1月】

長野 かりぐらしスタートプロジェクト

長野県社会福祉協議会が行う住居支援付き緊急就労支援事業の運営に携わり、昨年から準備を進めています。
コロナ禍で困っている方や不安を抱えている方に向けて、長野で“かりぐらし”を体験できるようにシェアハウスを用意しました。

シェアハウスの家具や家電は、長野の被災地のつながりで、有志の方々よりお譲りいただいたものがほとんどです。


NHKのニュースでも取り上げていただくなどして、お問い合わせをいただいたり、実際にお試しに来られた方もいらっしゃいました。


今後、支援を必要としている方にスムーズにご利用いただけるよう、引き続き住居環境づくりを行うとともに、就労先とのつながりを作るなどサポート体制を構築していきたいと思います。
長野で“かりぐらし”をしたい方、募集中ですので、是非ご紹介をお願いします。

 

 

 

長野 台風19号被災地の今

昨年10月に被災から一年を迎え、少しずつ復興に進んでいる長野市長沼地区、豊野地区。
被災したりんご農家さんでは、りんごの収穫も無事に終わり、ボランティアに参加していた方々が様子を見に訪れたり、インターネットでりんごを購入するなど、今でもいろいろな形での交流が続いているようです。
活動拠点の近所では、自宅の改修が終わった方、現在工事中の方、これから自宅を解体する方など、様々いらっしゃいます。そんななかで、各団体の支援体制も変化しつつあります。


これまで豊野地域のボランティア活動や訪問活動を通じて、被災者に寄り添ってきた“まちの縁側ぬくぬく亭”は、本年度で組織が変わり、社会福祉協議会や住民自治協議会に機能が引き継がれる予定です。

また、被災地域の復興をサポートしてきた千曲川広域支援サテライトも本年度で終了する予定です。


徐々にフェーズが変わるなかではありますが、今後も地域に携わり、復興のサポートをしていければと思います。