2月レポート

「例年通り」くらいではありますが、2月に入ってからまとまった雪が数回。
拠点前も20センチぐらいの積雪でした。

雪で地震や水害の復旧対応もできないため、気になっているお家などを訪問しつつ、雪かきのお手伝い。

本来雪が降る能登では「自分で雪かきできなければ自宅での生活はできない」
しかし、地震で旦那さんが亡くなってしまって例年通りの雪かきができないお家も。地震や水害の影響で、お手伝いが必要な場所が少し増えたのかもしれません。やり過ぎず、お困りの範囲だけをと心がけてお手伝いさせていただきました。

また、寒波が週末に影響して、ボランティアセンターが休止になったため、日時指定や急ぎ対応が必要なニーズの対応を受け取ったりしました。

各地の公民館や集会所などをお借りして、サロンをしています。
最近は、ただお茶を飲むだけでなく、みんなで一緒に作ることが多くなってきました。

沖縄から送った材料でムーチー(鬼餅)を作って食べたり、廃棄予定の大豆を豆腐屋さんからいただいてみんなで味噌を作りました。

みんなで作ったことがないものを作ったり、住民さんの中から先生になってもらってワイワイ作ったり、楽しい雰囲気で集まる場になっています。

こうした場では材料費という形で、参加者の方にも少し負担を作るときもあります。
支援を受け入れ慣れし過ぎている部分もあるので、「支援を受ける」だけの形からは少しずつ変えていきたいのです。

 

講演や研修の予定を合わせて、少し能登を不在にさせてもらいました。

研修のついでに足をのばして、2022年におじゃました静岡市葵区にも久しぶりに行くことができました。

土砂災害後に再オープンした旅館さんに行けたり、長野で一年かけて寄付活動をしてくれた小学生たちから直接支援金を受け取ったりする時間が持てて、大変ありがたかったです。

今後も少しずつ、県外に能登のことを伝える時間を取ったりできればと思っています。