Category Archives: 活動報告
2014.4月の活動報告
4月の活動報告
半年近くお世話になった伊豆大島を後にした今月頭 東京や和歌山、大阪、岐阜を経由しながら夏の大島での「福島保養キャンプ」、和歌山での「防災キャンプ」などの下準備の為の打ち合わせなどさせて貰いました。約2週間の南下を終え 先週再び九州は阿蘇にも戻ってきました。 昨年の春立ち上げた”Kiroku”プロジェクトの記録集制作の為 今月は阿蘇で活動させて貰います。
2014年4月各地から支援していただいた方々(順不同)
内山 丈寛・イラブチャーさん・関口 利夫さん・岡澤 烈志さん・ボランティア団体さん(中川数信さん) ・にんにこ和歌山さん
毎月の様に応援してくれている方々 本当にありがとうございます。皆さんのお気持ちがあって初めて活動を続ける事が出来ている事に感謝です。
「この道(災害支援)で生きていく事」を決意しこの様に沢山の方々のお力添いを頂きながら活動をさせてもらっている事、改めて感謝しつつこれからも成長していきたいと思っています。
※活動報告の詳細はブログでも書いています。興味ある方は前原土武の災害ブログまで
2014年3月活動費
4月から動き出す(大島~東京~関西~九州までの)移動費や大島でのガソリン代などの交通費を始め、携帯やネット環境などで使う通信費や長い間お部屋をお借りしてお世話になっている地元の方への謝礼など、沢山の方々の想いを使わさせて貰い活動させてもらいました。
本当にありがとうございます。
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Kirokuプロジェクト
「阿蘇の7.12災害の記録を未来に残そう会」から発足した記録集制作プロジェクト。 災害から半年後の4月から災害の記録(写真、体験談)を大学生やボランティアのメンバーで現場を歩き集め、その記録を未来に残す為に被害に遭った家屋の廃材(瓦礫)を頂き、加工して作った「KI-ホルダー」や「ボランT」などを作り制作費の集めながら、今年の2年前の7月に向けて有志で記録集を制作する企画。
大島土砂災害
伊豆大島土砂災害
発災日時:2013.10.16
概要:16日明け方に伊豆諸島北部を通過、同日午前中に房総半島東岸をかすめ、同日15時に三陸沖で温帯低気圧に変わった台風26号。気象庁は15日午後より、関東地方に接近・上陸する台風としては「10年に一度の強い勢力」として警戒を呼びかけた。この台風によって、伊豆大島では土石流により甚大な被害が発生した。
人的被害:死者 36名 行方不明 3名 負傷者 22名
家屋被害:全壊 137棟 大規模半壊 28棟 半壊 49棟 一部損壊 186棟
被災人数:179世帯 324人 (仮設入居 32世帯 76名)
災害支援活動
活動場所:伊豆大島町
活動期間:2013.10.17~2014.4.7
活動内容:情報収集、災害ボランティアセンターの立ち上げ・運営サポート、現場コーディネート、個別訪問の活動への提案、福島保養キャンプ(復興支援企画)
災害の被害、活動の様子をこちらのページに搭載しています。→災害NGO結のFacebook
※災害を忘れず、防災に役立てて欲しいと願い搭載させて貰いました。ご了承ください。
【緊急支援】
災害が続いた平成26年の秋 台風26号の動きと共に台風18号の被害を受けた滋賀県から北上して岐阜で台風26号の動きを確認しながらの待機、大島に大きな被害が出た情報が飛び込んできた為、16日の夜の船に飛び乗り、翌朝から情報収集と避難所訪問、地元の大島町社会福祉協議会のサポートを行い、災害ボランティアセンターの立ち上げのサポートをさせて貰い、現場では災害支援の経験者が数名いた為、「エリアマネージャ」を作り、現地を走り周りながら細かな調整、安全確保等を行う仕組み作りを作り。また 復旧活動の後の長きに渉る復興活動の事を考え、島民を中心の支援の形をサポートしながらも生活支援の活動に入っていく流れのサポートをさせて貰いました。
【復興企画】
発災した翌年(2015年)の夏に災害支援仲間でもある「Seeds of hope」と企画した「福島&大島キッズ☆アドベンチャー」では、春の間に大島の地域を始め災害直後に立ち上がった団体(shimile)の方々にご相談させて貰い、一緒になって企画させてもらいました。
※当時の様子を描いたブログや情報発信はこちら→トム吉の災害支援ブログ、前原土武の災害支援ブログパート2、大島町災害ボランティアセンターのFacebook、seeds of hopeのHP「福島&大島キッズ☆アドベンチャー」
九州北部豪雨
九州北部豪雨
発災日時:2012.7.11~14
概要:7月11日から14日にかけて,本州付近に停滞した梅雨前線に向かって南から非常に湿った空気が流れ込み,九州北部を中心に大雨となった。
熊本県阿蘇市阿蘇乙姫では,7月11日0時から14日24時までに観測された最大1時間降水量が108.0ミリ,最大24時間降水量が507.5ミリとなり,それぞれ観測史上1位の値を更新した。この豪雨について,気象庁は「平成24年7月九州北部豪雨」と命名した。
この豪雨により,死者30名,行方不明者2名及び負傷者27名の人的被害が発生した。特に,熊本県阿蘇市では土砂災害等により21名の死者が発生した。また,住家被害としては,福岡県,熊本県及び大分県を中心とした18府県で,住家全壊363棟,住家半壊1,500棟,住家一部破損313棟,床上浸水3,298棟,床下浸水9,308棟等の被害が発生した。(一部7月1日からの大雨による被害を含む。)避難指示は,4県で10万1,406世帯に,避難勧告は,8県で12万8,112世帯に出された。また土砂災害は,17府県で268件が発生した。
人的被害:死者 30人 負傷者 27人
家屋被害:全壊 363棟 半壊 1.500棟 一部損壊 313棟 床上/床下浸水 3298棟/9308棟
災害支援活動
活動場所:熊本県阿蘇市(南阿蘇村)
活動期間:2012.7.13~2013.7.28
活動内容:現場コーディネート、ボランティア団体(阿蘇災害ボランティアベースZEN)サポート,募金活動の企画(1ZENのお返し)、記録集制作(Kirokuプロジェクト)
災害の被害、活動の様子をこちらのページに搭載しています。→災害NGO結のFacebook(緊急支援)(阿蘇災害ボランティアベースZEN)(1ZENのお返し)
※災害を忘れず、防災に役立てて欲しいと願い搭載させて貰いました。ご了承ください。
【緊急支援】
発災時、岩手県から和歌山市内に「伝える活動」(講演)の為、訪れていた私。「九州北部豪雨」の情報が聞き、災害支援仲間から車をお借りして13日に熊本県阿蘇市入り後、被害状況の把握と情報発信を行いつつ、復旧作業を開始。発災直後という事もあり、避難勧告が解けていない坂梨、古城地区ではボランティアの数も足りず復旧の遅れが見えた為、主に坂梨・古城地区の土砂崩れたが多かった地区を中心に支援を開始。また「阿蘇市災害ボランティアセンター」閉所後の9月以降は 地元(熊本県内)のボランティア有志が集まり被害の大きかった地区でこれからも災害復旧のお手伝いを行いたちという事で「阿蘇災害ボランティアベースZEN」を立ち上げた為、そのサポートやアドバイス等をさせて貰いながら地域の方々と共に寄り添いながら進めていく事をキーワードにお手伝いさせてもらいました。
【復旧支援】
また農業が盛んで田んぼに囲まれた古城地区では田んぼの被害も多く、稲は助かったモノの流木等が入り農機具を入れる事が出来ず諦める住民が出て来た為、手刈りのお手伝いをする農地ボランティアなどのお手伝いもさせて貰いました。 その際感謝の気持ちで住民から頂いた沢山の貴重なお米があり、それを使わせて貰い日本各地で募金活動「1ZENのお返し」をさせて貰いました。
【防災】
また土砂災害という事もあり長期関わる体制を整えつつ、災害を記録を集め記憶に残す事が防災に繋がると考え記録種の作成を企画(”Kiroku”プロジェクト)し熊本県内の大学生などにご協力いただき、災害復旧に関わった阿蘇市の行政を始め、関係機関、住民、ボランティアなど約26人の方々の声を集め阿蘇の九州北部豪雨の記録集を発行(購入可能)させてもらいました。
※当時の様子を描いたブログや情報発信はこちら→トム吉の災害支援ブログ、阿蘇災害ボランティアベースZENのブログ、”Kiroku”プロジェクト
【活動の紹介】
2013年8月号広報「あそ」で”Kiroku”プロジェクトの事や災害支援の事など紹介してもらいました。 広報あそのデータはこちら→広報あそ8月号
つくば竜巻
つくば竜巻被害
日時:2012.5.6 12:35頃
概要:日本の上空約5500メートルには、氷点下21度以下の強い寒気が流れ込んだ。一方、津軽海峡付近には低気圧があって、東北東に進んでおり、東日本から東北地方の太平洋側を中心に、この低気圧に向かう暖かく湿った空気が流れ込んだ。
• このため、東海地方から東北地方にかけて大気の状態が非常に不安定となり、落雷や突風、降ひょうを伴う発達した積乱雲が発生した。
人的被害:死者 1 負傷者 37
家屋被害:全壊 76 半壊 158 一部 388
(抜粋:消防庁災害対策室のHP(H24.6.13)より)
災害支援活動
活動場所:つくば市北条地
活動期間:2012.5.6~5.30
活動内容:被害状況の把握、現地コーディネート
災害の被害、活動の様子をこちらのページに搭載しています。→災害NGO結のFacebook
※災害を忘れず、防災に役立てて欲しいと願い搭載させて貰いました。ご了承ください。
東北は石巻にいた私 竜巻発生の情報が入ったので 情報収集がてら一度「OPEN JAPAN」に顔を出し共有を行い、「紀伊半島大水害」の際も共に行動を行った仲間と随時情報を取りながら各自各災害地へ 被害の大きかったつくば市に入った情報があったので 一人他の災害地(茂木町、益子町)を周りながら発災翌日の7日の夕方につくば市入りし、現地で仲間たちと合流し支援活動開始。 また、つくば市内の被害状況を把握をしながら、主に被害の大きかった「北条地区」を中心に復旧支援の開始。また翌々日から続々集まるボランティア有志を少しでも調整する事が現地での混乱がさけ、復旧に大きな力になると考え、自転車を使い走りながらの調整役をさせて貰いました。週末には200人を超える有志が集まって来る様になり、大まかな復旧作業が落ち着いた後も少し残り、被害に遭われた方々の訪問活動などし最後は使用した資材等の片付けなどさせて貰いました。
※当時の様子を描いたブログはこちら→トム吉ブログ
2011年3月 東日本大震災(仙台市)
東日本大震災で被害を受けた仙台市の宮城野区に入り、災害ボランティアセンターに行き支援活動を開始。
被害の大きかった岡田地区に入り被害状況の把握、サテライトの立ち上げサポート、仕組みづくり、運営をサポートしました。
沖縄県出身で、東北各地で震災復興などのボランティアを続けてきた前原土武さん(33)は、ボランティアセンター運営のサポートにも意欲を見せる。「ボランティアに繰り返し来たいと思うリピーターを増やすことで、ボランティアのレベルも上がり、活動もスムーズになる」と語る。
「がれきの撤去」ではなく、被災者の「思い出探し」と捉えるなど、ボランティアの意識を変える考え方、機材の効率的な使い方など、豊富な経験を生かしたアドバイスで、ボランティアの力を底上げしようとしている。
新潟・福島豪雨災害
新潟・福島豪雨災害
発災日時:2011.7.26~30
概要:前線が新潟県付近に停滞し、高気圧同士の間に日本列島が挟まれ、同県下越地方西部や中越地方北部に日本海から発達した雨雲が次々と流れ込み、1時間に100ミリ前後の猛烈な雨がほぼ同じ場所で降り続いた。なお、この前日には朝鮮半島でも豪雨の被害が出ている。新潟県・福島県は政府激甚災害指定を要望した
人的被害: 死者4人 行方不明2名 負傷者7人
住宅被害: 全壊18棟 半壊1棟 床上・床下浸水7000棟程
(抜粋:ウィキペディア)
災害支援活動
活動場所:金山町(西谷、橋立、越川、横田、西部地区)
住宅被害:全壊 23、大規模半壊 33、半壊 29、床下浸水 19
活動日時:2011.8.4~9.2
活動内容:災害ボランティアセンターの運営サポート、現地コーディネート
被害、活動の様子(一部下記に抜粋)はこちらから→災害NGO結のFacebook
※災害を忘れず防災に役立て欲しいと願い写真を投稿させて貰っています。ご了承ください。
被害を受けた金山町では「金山町社会福祉協議会」が中心となり災害ボランティアセンターを立ち上げたのですが、運営に関わるのスタッフの数も少ない事やまた地域には高齢者の方の数が多いと言う事もあり金山町の情報を聞き、長期滞在できる私は災害ボランティアセンターの運営のサポートや現場での調整役をさせて貰いました。 金山町では被害を受けた地域(西谷、橋立、越川、横田、西部地区)に長期活動出来るボランティアの方にお願いし、現場で地域の方との調整役に現地リーダーになってもらいながらリーズーの拾い上げと細かな調整を行い、現場を走り全体の調整を行わさせてもらいました。
※当時の様子を描いたブログはこちら→トム吉ブログ
(被害状況は金山町役場のHPから抜粋)